丁寧な暮らしを実践する夏の過ごし方

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

あなたは、夏をどのようにお過ごしでしょうか?
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あなたも、各々の夏を過ごす事で、夏休みやお盆休みの時期が近づけば、あれこれ想像されるのではないでしょうか。



ただ、夏は暑くてついついだらけてしまいやすく「人は易きに流れる」という事が為されてしまいやすい季節であるとも、私は思うております。

ついつい油断して、自宅ではだらける時間が多くなり、外でうっかりそのだらけた姿や所作が露見すると、夏の暑さとは違う意味で赤面してしまいかねません。



夏の暑さでだらけやすい季節は、丁寧な暮らしをより意識しないと、易きに流れてしまうものです。

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夏に丁寧な暮らしを実現し維持する夏の過ごし方にはコツがある

夏は、丁寧な暮らしとはかけ離れた生活をしてしまいがちになると言われると、ドキっとする人もいらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう私も、ついつい怠けたりだらけたり、みすぼらしい姿になってしまう場合、いつも反省させて頂いて居る次第であります。

私の場合はそういうとき、「御天道様が観ていらっしゃる」という戒め方に救われます。

私の場合は浄土宗の檀家であり、ご本尊が阿弥陀如来ですから「阿弥陀様が観て下さっている」という、仏の眼にお救い頂いているのですがね。

「御天道様が私の汚点等(おてんとう)を観ていらっしゃる」というのは、洒落が利いた戒め方だと思うのですが、如何でしょうか。
(つまらなかったら申し訳ありません。)



この戒め方を元に夏の過ごし方を丁寧な暮らしとする事は、宗教色もあり、なかなか実感として持ちにくい話でしょう。

ゆえに「御天道様の眼」「仏の眼」の意識は、確かに丁寧に暮らすコツではありますが、無宗教と言い張る人のは難しいかもしれません。



そこで、今回は「丁寧な暮らしの実現」という、仏道や禅の実践にもなりつつ、だらけた夏の過ごし方をしないコツとなる提案を、具体的な方法論でお伝え致します。

「あ、確かについつい夏にはこんなだらけたことをやってしまっている」と、心当たりのある人も、いらっしゃるであろうとお見受けする内容です。

今から丁寧な暮らしの実現に向けて、これらの提案を実践されるとよろしいかと存じます。



ちょいと説教色が出る内容ではありますが、そこを何とかお付き合い頂いて、参考にして頂ければ嬉しゅう御座います。
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丁寧な暮らしを実践する夏の過ごし方の提案1:床にポンポンものを置かない

丁寧な暮らしとなる夏の過ごし方の提案一つ目は、
:床に極力ものを置かない
です。



暑い外から帰ってきて、ついつい汗でべたべたの服を床にばらまいたりって、漫画みたいな事を実際にやってしまっている事って、ありませんか?

また、夏はついついだらけて、床にものをポンポン置いて、それを置きっ放しにして、どんどん床がもので溢れかえるなど、一人暮らしでは特にありがちな現象です。

一人暮らしでしたら、掃除をするのも面倒で、またものをポンポンとおいて・・・と、負の螺旋(スパイラル)に陥りやすいものです。



床にものを散乱させた状態の部屋は、衛生的にも問題がありますし、何よりも足の踏み場が無くなります。

そうなると、足の踏み場を作るために、床に散らばっているものを、足でよりわけるという、文字通りモノを「足蹴のする」ようになってしまいます。

夏にだらけている状態でしたら、特に「ああ、なんかもういいや。」と、モノを足で蹴っ飛ばして場所を作ったりと、丁寧な暮らしの対極となる所作が身についてしまいます。

これでは、とても丁寧な暮らしをしている夏の過ごし方とは言えませんね。



例えば、お客様にお出しする布団を、足で蹴っ飛ばして移動させている仲居さんがいるような旅館をあなたはどう思われるでしょうか。

また、得意先に行ったら、落ちているゴミを拾わずに、足でどっかに蹴っ飛ばしてやり過ごしている人がいると、どのように感じられるか想像して頂ければ、理解出来るかと存じます。



:床にモノを散乱させない、モノを足蹴にしない
このことは、夏で無くても丁寧な暮らしの基本的な事ですし、だらけやすい夏に注意したいところです。
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丁寧な暮らしを実践する夏の過ごし方の提案2:扇風機のスイッチを足で操作しない

丁寧な暮らしを実現する夏の過ごし方について提案する二つ目は、
:扇風機のスイッチを足で操作しない
です。



これ、私も子供の頃にやって、叱られた経験があります。

そして、実際にこの「扇風機のスイッチを足で操作する」という事を、やってしまっている人って、結構いるんじゃないかって想像しております。

特に寝ている時や、ちょっと暑くてだらけて移動するのが億劫な時、椅子や布団からひょいっと足を伸ばして、扇風機のスイッチを足で操作するという事って、ありませんでしたか?



扇風機のスイッチは、足で操作しやすい位置にある構造のものもありますから、ついつい足で操作してしまいがちです。

座って作業しているときに、ペンや消しゴムを床に落として、足で引き寄せる癖がある人は、特に注意すべき事柄です。



私の場合は、仏教の智慧を拝借して、足で操作しそうになっても、それをやってしまわないためにブレーキを掛けられる工夫をしております。

その工夫やコツの一つが、
:扇風機を作って下さっている人達への感謝
です。



暑い夏に、扇風機で涼むことが出来るのは、その扇風機を作って下さった数多の人達による御利益(ごりやく)です。

扇風機のスイッチを無精して足で操作する事は「その御利益、人々の労を足蹴にする行為である、という事になる」と、戒めております。

これはあくまで仏教徒である私の工夫なりコツの一つではありますが、あなたはあなたの工夫によって、扇風機を足で操作しない習慣を身につけられると良いでしょう。



扇風機のスイッチを足で操作する姿が、丁寧な暮らしをしている人の所作と思えるかどうか、そのような感性も意識して観ては如何でしょうか。
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丁寧な暮らしを実現する夏の過ごし方3:家の中・自宅や自室でもきちんと服を着る

丁寧な暮らしを実現する夏の過ごし方で提案する3つ目は、
:家の中でも、自宅や自室でもきちんと服を着る
です。



夏は暑くなりますから、薄着になります。

流石に外では薄着になるとはいえ、全く服を着ないで過ごすと言う人はおらんでしょうし、そんな事をしたら国家公務員に補導されます。

ただ、プライベートな空間に一旦入ると、気が緩んで丁寧な暮らしとはかけ離れた、肌をあらわにしまくった姿になってしまうことって、経験されたことはありませんか?



実は私も、ついつい夏に自室で仕事をするや、風呂上がりにはハーフパンツを身につけただけで、上半身は何も着用しないと言う事をやってしまいがちです。

意識をすることで、「いかんいかん。」と、慌ててTシャツや作務衣を羽織る始末です。



確かに、自宅や自室と言った、自分自身を解放できるプライベート空間では、それくらいの羽目を外す行為は大目に見たいところです。

ただ、丁寧な暮らしをしているならば、そのような夏の過ごし方を満喫しすぎるのは如何なモノか、そのように思うのです。

それに、突然の来客があった場合は、慌てることになりますからね。



「でも、やっぱり暑いし、どうしても服を着続けるのは大変だ、汗で服が張り付いて気持ち悪いし。」と言う気持ちも、私も体験しておりますから把握はしております。

それに、家の中では一切服を着たくないという趣向の人の場合、それはある種聖域と言えますから、これ以上とやかくは言えません。

仏教、とりわけ禅では「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」でありますし、その姿の体現だ、と方便を用いられたら、何と申し上げてよいのやら。

まあ「言い訳に禅語を使いなさんな。」と、喝を入れるところでしょうけれど。



そこで、丁寧な暮らしを実現する夏の過ごし方という表題に照らし合わせた工夫として、
:衣服について無礼講な空間と時間をきっちり決めて、それ以外はしっかり服を着る
という方法を提案致します。



例えば「週末の風呂上がり、冷たい飲み物をかーっと楽しむこの時間だけは、ハーフパンツ一丁で過ごす!」と、意識的に過ごすと決めるのです。

もちろん、その時は禅を実践するかの如く、丁寧に意識して飲み物を飲むなどの実践をします。

ようするに「メリハリをつける」ということですね。

ついついだらけて、衣服の意識も緩みがちな夏の過ごし方として、有用な智慧だと思いますが如何でしょうか。



なお、丁寧な暮らしの実現や実践のコツとして、こちらも合わせてお読み頂くと、更に良い塩梅になるかと思います。

参照:「丁寧な暮らしとは何かを学ぶ」



夏の暑さで丁寧な暮らしから離れやすい時期に、丁寧に暮せる夏の過ごし方の一助にして頂けましたら、嬉しゅう御座います。



合掌

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