終活カウンセラー資格の合格率と求人の実態

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

前回は「人の話を聞く仕事や職業」という表題にて、お話させて頂きました。
307155 その中で、人の話を聞くのが好きな人で、聞き上手な人向きな仕事や職業として
:終活カウンセラー・終活アドバイザー
について、話しております。



終活カウンセラー・終活アドバイザーという仕事は、現在は「一般社団法人終活カウンセラー協会」が認定する資格があり、資格制度も確立されていますね。

終活カウンセラーや、カウンセラーを育てる講師という職業もあり、少し前の終活ブームも手伝って、社会での認知度も徐々に上がってきていると思われます。



現在、知名度がある終活カウンセラーや講師は、一般社団法人終活カウンセラー協会理事の武藤頼胡さんや、ブログを運営されているえんどうひできさん辺りでしょうか。

えんどうひできさんは、アメブロでブログを運営されていて、武藤頼胡さんは中尾ミエさんと対談されたりメディアでも紹介されたりしています。

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終活カウンセラーの資格の合格率やかかる受験費用

終活カウンセラーとは、その名の通り
:終活をカウンセリングする
という仕事・職業です。



カウンセリングですから「ヒアリング」つまりお客様(クライアント)と共に進めていくという方法で、一人一人の終活をカウンセリングしながら助言したり手助けする仕事です。



終活カウンセラーの仕事内容は結構多岐にわたるもので、
:相続や遺言についての知識
:お葬式・葬儀やお墓についての知識
:エンディングノートの書き方の知識
を、基礎知識として持っておく必要があります。

エンディングノートの書き方を知らなくて指導出来ないのに、終活カウンセラーはつとまらんでしょうから、エンディングノートの書き方を知っているのは必須事項です。

この、エンディングノートを作成する手順や手法については、最近でしたら有り難い事に、セミナー・講座も開講されております。

受験する前に予習しておけば、更に終活カウンセラーとしての力を養い、理解を深めて、資格とのご縁も結ばれやすくなるかと存じます。

エンディングノートも頂けますから、有り難いものです。
現在は、「一般社団法人終活カウンセラー協会」が認定する資格制度があり、講義・講座を受けて試験に合格すれば、終活カウンセラーの資格を取得することが出来ます。



終活カウンセラー資格は
:初級終活カウンセラー
:上級終活カウンセラー
:上級終活カウンセラー養成インストラクター・講師
の3種類が、今のところ存在しています。



初級終活カウンセラーは、比較的資格取得の敷居は低いと一般的に言われていて、
:エンディングノートの書き方の知識がある
:エンディングノートを自分で書く事が出来る
:その他初級終活カウンセラーの知識がある
という事を、1日の講習で学び、そのまま試験を受けて合格すれば資格を取る事が出来ます。

講座と受験は各地で開催されており、関西でも大阪や京都で開かれています。

費用は2016年4月の段階で「9,970円(税込)」で、テキスト付きでこのお値段です。



ちなみに関西での開催、京都での講座は平成28年5月15日(日)ですが、この日は24時間別事念仏会が増上寺であり、私は受講致しません。



そして、気になるであろう合格率ですが、初級終活カウンセラー資格の合格率は98%です。(終活カウンセラー協会の発表によるデータ)



原付免許ではありませんが、1日の講座を受けて、そのまま試験で70点以上合格すればOKであり、合格率から敷居の低さが窺えます。

最近は「初級終活カウンセラーの講座を受けて受験して、合格して資格取得しました」と、報告されている人もいますね。

98%という合格率の算出方法が気になるところではありますし、鵜呑みには出来ませんが、受講資格の敷居が低いのは確かだと思えます。

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終活カウンセラーの資格をとっても、求人があって即収入に結びつくわけではない

終活カウンセラー資格のみならず、どの資格でも言える事ですが、資格を取ったからと言って、即仕事が来るわけではありません。



終活カウンセラーの資格を取得したら、ある程度は終活カウンセラー協会の助力もあるでしょうけれど、自分で収入を得る工夫をする必要があります。

多くの場合、資格を取ったからと言って、いきなり仕事が貰えるわけじゃありませんからね。



終活カウンセラーの求人について、求人サイトを回ったりして調べて観ましたが、大手の求人サイトでも、終活カウンセラー募集などの求人は見当たりません。

協会理事で終活を手懸ける企業の代表でもある武藤頼胡さんの会社では、募集要項がありましたから、求人が全くゼロという事はなさそうです。

しかし、「マイナビ」や「indeed」「ハローワーク」でも求人情報は見当たりません。

どんぴしゃりで「終活カウンセラーの資格を持っている人を募集しております」という直接的な求人はなかなか無いものです。



資格を活かした仕事の有無は、終活カウンセラーのインストラクターや講師、また仕事の実績があってセミナー講師に招かれるレベルなら、仕事は確かにありそうです。

出張セミナーの講師を呼ぶのに、1回のセミナーで20万円から30万円、40万円程の費用がかかりますから、そこから幾分か講師役のカウンセラーの収入になるのでしょう。

ただ、それは有名だったりインストラクターレベルの終活カウンセラーの話で、初級終活カウンセラーの資格だけの人にとって、ここまでの収入レベルに達するのは難しいと思われます。



現在は、終活カウンセラーの資格を取得すると
:終活相談ドットコム
というサイトに登録することで、お呼びがかかる可能性を高めることは出来そうです。

でも、試しに京都府の終活カウンセラーを探してみると、2016年4月の時点で、京都府全体で20人満たない人数です。



「終活について考えたい→終活カウンセラーに相談だ→資格を取得したあなたへ」という流れに持って行くには、現時点では色々と課題が山積してるのが現状です。



故に、終活カウンセラー単体の仕事や職業で、十分な収入を得るには、相当の工夫が必要です。

では、初級終活カウンセラー資格を取っても、求人や仕事とのご縁を結ぶことは出来ないのか、というと、そこは工夫次第で道が開けます。



例えば、初級終活カウンセラーの人が収入を確保するためには、求人を当てにするよりも、個別に有料ワークショップを開く、と言う方法が御座います。

有名な終活カウンセラーやセミナー講師のお手伝いをする、というのも一つの方法です。

初級終活カウンセラー以外に、専門家としての資格(僧侶や弁護士、行政書士、司法書士、葬儀関連の企業に勤務中)があれば、終活カウンセラー資格と合わせて自身の事をお伝えする、などの工夫もあります。

私はこの方法は、資格アピールにも思えて躊躇する部分も御座いますが、それは各々の精神面によりけりですから、こういう方法もあるという事でお伝えしておきます。



いずれにせよ、初級終活カウンセラーの資格と取ったからと言って、即求人があって収入が得られるという仕事や職業ではなさそうです。

資格取得の合格率が高く敷居は低そうですが、そこから資格を活かして終活カウンセラーとして生きていく事は各々で工夫しなければなりません。
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終活カウンセラーの仕事って、僧侶が担っている部分に思う

今回は、終活カウンセラーや終活アドバイザーという仕事について、具体的な話に踏み込みました。



終活カウンセラーについて調べている時に、ふと僧侶になるための資格と、その後の事について連想致しました。

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現在は資格制度も確立されている終活カウンセラーの制度ですが、この終活カウンセラーが担う仕事は、僧侶の仕事の範疇ではないかと考えております。

終活カウンセラーは、エンディングノートの書き方や葬儀について、お客様一人一人の話に傾聴する、人の話を聞く仕事ですが、これって僧侶がされている事と類似しております。

葬儀やお墓の相談については、もろに仏教の僧侶の分野ですからね。

終活カウンセラー協会が開催する、専門家による講演・セミナー概要にも、僧侶という項目がありますし、関係が深いことがわかります。



もし、終活カウンセラーになろうと決意して、実際に資格を取得される、または取得された場合、その過程で、あなたも自分の終活をされる事になるでしょう。

エンディングノートの書き方を知り、実際に自分で書けるようになる必要があるわけですから、否が応でもご自分の終活をされる事になります。

そしてそれは、あなたの死生観や生き方も、改めて問う事になるはずです。



そのような時、自分のルーツを知る手がかりにもなり、死生観をじっくり考える事にもなりますから、家の宗派やお世話になっているお坊さんと接してみては如何でしょうか。

お坊さんは、お葬式やお墓のプロフェッショナルですし、終活カウンセラーとしての力にもなるでしょう。



終活カウンセラーの資格や求人、収入について話いるうちに、僧侶の役割も改めて考える今日この頃です。



尚、終活カウンセラーを目指していらっしゃるならば、こちらも参考になるかと思います。

参照:「終活カウンセラーの役割と仕事に思う」

参照2:「終活でエンディングノートの書き方を学ぶ意味」

参照3:「人の話を聞く仕事と資格を活かした職業3つを紹介」



また、詳しいデータと共に、後日あたらめてこちらにて考察しております。

参照記事:「終活をする意味とは|データと共に私という仏教者はこのように頂いております」

資格だけが目的ではない、かかりつけの終活カウンセラーというように、寄り添える人になられることを、切に願うばかりであります。



合掌

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