スマホ依存症の治し方と克服方法

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

インターネットが登場してから「ネット依存症」なる症状が世間で言われて、問題視されておりましたが、最近では「スマホ依存症」が問題視されています。
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スマホ依存症は、「症」がつくくらいですから、ある種の病とされている印象があります。

スマートフォンを使っている人はLINEやFacebook、Twitterを使っているでしょうから、現在は「ネット依存症=スマホ依存症」と言っても過言では無さそうです。



巷では、病的なまでにスマートフォンを弄り倒している人は存在しますし、私も街を歩いていると、歩きスマホや自転車スマホをしている人も見かけます。

酷い場合でしたら、スマートフォンを片手に原付バイクや運転をしている人も後を絶ちません。

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あれは道路交通法の観点から見ても御法度ですし、大変危険ですからやってはいけないのですけれども、なかなか減らないものです。



このような問題・課題と、スマホ依存症は無関係ではないのではないか、私はそのように思うております。



現在では、ネット依存症やスマホ依存症の治し方や克服方法を確立している病院もあり、専門外来までありますから、やはりそれだけ問題視されており、克服したいという需要があるという事の現れなのでしょう。

流石に重度の場合は、克服するために病院へ行く必要はあるでしょうが、それまでにスマホ依存症の克服と予防を自分で出来るに越したことはありません。

スマホ依存症の治し方と克服方法の基本:禅の知恵を活かして現在のスマートフォンとの距離感を知る

「私って、ちょっとスマホ依存症気味だよなあ。」「最近、確かにスマホを弄る時間が増えてるかも・・。」

このように思っていたり、周囲から指摘された人は、ご自身のスマホ依存症を、疑って見た方が良いかも知れません。

周囲から指摘されることによって気がつくこともありますし、周囲からスマホ依存症気味であるというご指摘を賜ったら、一度は素直にその事を考えて見ることを提案致します。



そのような時、スマホ依存症の治し方と克服方法の一助として、是非試して見て欲しい治し方に役立つ禅の智慧があります。



禅の世界では「放下著(ほうげじゃく)」と言って、「捨てなさい、捨てた事さえ捨てなさい」という禅語の教えがあります。



現代社会におけるスマートフォンという装置は、流石に仕事でも使っている人もいらっしゃるでしょうし、現代社会ではいきなり「放下著」は、なかなか難しいでしょう。

そこで、仏教の知恵、禅の知恵を活かして、スマートフォンとの距離をじょじょに広げていき、スマホと適切な距離を保つ生活習慣を身につける方法があります。



そもそもとして、スマートフォンという便利な道具それ自体が悪ではありません。

スマートフォンそれ自体が、あなたに噛みついたりはしませんからね。

依存症になるくらいに厄介なものに変貌する原因は、接し方や距離感が不適切だからであり、使う人間側に問題があるのです。



そこで、
1:スマートフォンを使用している時間を把握する
2:それを徐々に短くしていく
という手順で、スマートフォンと接している時間を「徐々に捨てていく」という治し方を実践するのです。

禅の知恵である「捨てる」を一気にするのではなく、小さく小さく捨てていく克服方法です。



これは、私がうつ病時代に学ばせて頂いた「認知行動療法」の応用的なことで、依存症の治し方としても実際に医療機関で使われている手法でもあります。

スマートフォンを使っている時間を正確に把握することは、「自分が今、どれだけのスマホ依存症具合なのか」という、現在地を知る事です。

仏教の教えでも、自分の立ち位置や現在地を知るをより大切にしていますし、仏教の知恵の応用とも言える方法です。



仏教において、仏法に照らして頂くと言う事は、自分の現在地を知る手がかりを頂くという事でもあります。

目的地があるとして、その目的地に辿り着く際、目的地そのものの場所を知る事も大切です。

しかし、それ以上に「自分の現在地」を知る事が、目的地に辿り着くために、確認すべきことであるのです。



今回の場合でしたら、「スマホ依存症を克服する」という目的があり、その道しるべや道筋が「スマホ依存症の治し方や克服方法」ということです。

現在、自分がどれほどスマートフォンと付き合っていて、スマホ依存症の度合いがどれくらいなのか「現在地」を知るために、禅の智慧と認知行動療法的なアプローチは、有効でありましょう。

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スマホ依存症の治し方と克服方法:一切使わない時空間を決めて、その時空間では絶対に視界にも入れない

別の方法としては、仕事術で休養の取り方として使われている方法を、スマホ依存症の治し方や克服方法として応用するやり方です。



それは
1:スマートフォンを使わない時空間を決める
2:その時空間内では視界にさえ入れず、絶対に触れない
というものです。

「戒を定め、それを律する」という、戒律のようなものを決めてしまうのです。



例えば、
「夕食後1時間は絶対にスマートフォンに触れないし見ない」
というように決めて、その時間帯は絶対にスマートフォンと接しません。

「スマホ一切禁止部屋」
という一切スマートフォンの類いを持ち込まないという、己を律せる場所や空間を作る方法もあります。

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スマホ依存症を克服することは、思いやりや目の前の相手を大切にすることに繋がる

スマホ依存症がいよいよ病的になっていると指摘されたら、上記の治し方や克服方法を試してみて、それでもダメなら流石に病院へ行かれることを提案致します。

ただ、病院へ行くと治療の確実性はましますけれども、お金がかかりますし手間と時間もかかりますからね、まずは自分で出来る事を試してからの方が良いでしょう。



私はスマホ依存症やネット依存症は、
:目の前の人や目の前の事柄を大切にする
:思いやりと感謝の気持ちを持つ
という、慈悲の心がけ一つで、かなり改善される事もあるのではないか、そのように思うのです。



例えば、私も時々見かけますが、トイレでスマートフォン片手に用を足している人がいますが、あれはもってのほかです。

あくまで私の感性ではありますが、衛生面でも酷いものですし、姿形もみっともない上に、相手に対して失礼だと私は感じております。



また、目の前に人がいるのに、スマートフォンを取り出して、目の前の相手よりもスマートフォンの作業を優先させるというのは、目の前にいらっしゃる方に無礼な話です。

時空間を共有している相手に対して、礼を尽くし思いやりやおもてなしの心があるならば、電源を切って目の前の相手との時空間を大切にするはずです。

「なんだ、スマートフォンの方が大切なのか、私はないがしろにされているんだな・・・。」
と、がっかりされても致し方ありません。

目の前の事を大切に、しっかりと現実を、今を観る事に意識を集中させれば、自ずとスマホ依存症も克服出来ていく、そのように私は考えております。



今を大切にするという意味の禅語「而今(にこん)」を意識し、スマートフォンとの距離感を意識して改善することは、そのままスマホ依存症の治し方であります。

便利な道具は使い方や接し方、適切な距離感を大切にしたいです。



尚、スマホ依存症について、更に理解を深めて治し方や克服方法を知るための一助として、このような話もさせて頂いております。

参照:「SNS依存症を克服し治すための智慧」

参照2:「歩きスマホや自転車スマホを仏教視点で戒める」



便利ではあるけれども、依存すると危険もあるスマートフォンと、適切な距離感を保ち、安全に使いこなしたいもので御座います。



合掌

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