シンプルライフなミニマリストの持ち物|食器編

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

このお堂(ブログ)にて、何度かシンプルライフとミニマリストについて話をさせて頂いております。
a00fcd33bf9d7a34a20ae17a24a03532_s シンプルライフとミニマリストは親和性が高いけれども、似て非なる物という話を致しておりましたね。

現代社会においては、最小を目指す究極的な持たない暮らしとしてのミニマリズムの実践、ミニマリスト生活はなかなか難しいものがあります。



そこで「簡素な暮らしというレベルの持たない暮らしがシンプルライフ」と私が勝手に定義して、それが良い塩梅ではないか、という提案なり話をしてきました。



順序や考え方としては

:物を持つことの煩わしさから解放されたい
:だから、まずはシンプルライフのレベルまでやってみる
:そこから更にミニマリスト生活をやってみようという人は先に進む

というのが、現代社会で取り組みやすいだろうと思うております。

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シンプルライフなミニマリストの持ち物の考え方

物欲を減らして、物質的な煩わしさから解放されたいという人にとって、シンプルライフやミニマリストの生活というのは、確かに一つの指標となります。

その上で、最終的に「最小の持ち物で暮らす」というミニマリスト生活に行く前に、簡素な生活・シンプルライフを目指すのは、理に適っています。



私はこの概念を勝手に「シンプルライフなミニマリスト」と呼ぶ事にします。



さて、シンプルライフなミニマリスト生活をする場合、どうしても考えるべき事は「持ち物」についてです。

「シンプルライフの持ち物って、結局何を持てば良いのだろう?」
「ミニマリストの生活をしている人の持ち物は何があるのかな?」
と、持ち物について気になる人もいらっしゃるでしょう。



そうした悩みや疑問から、実践者のブログや本を読み漁った経験があると言う人もいらっしゃるんじゃ無かろうかと思います。



確かに実践者のブログなり本は参考にはなりますが、それに引っ張られるのも考え物です。

他の実践者のブログや本は、あくまでそのブログの管理人なり本の執筆者にとって最適なシンプルライフの到達点でしかありません。

他人が到達した地点や、それまでの過程が、あなたにとって最適かどうかは未知数です。

あなたの仕事や生活様式によっては、全く見当違いの持ち物を残してしまったり、捨ててはいかん物を捨ててしまう危険性(リスク)だってあるのです。



シンプルライフなミニマリストの持ち物は、確かに他の実践者のブログや本は参考になるとしても、最終的には自分の生活様式に沿った持ち物の残し方を考えなくてはなりません。

シンプルライフなミニマリストの持ち物にする生活を食器から始めて見る

336741 自分にとって、良い塩梅となるシンプルライフなミニマリストとしての生活を営める持ち物については、自分で調整して断捨離していく必要があります。

ゆえに、一気にごっそりと断捨離すると、後で後悔しかねません。



そこで、まずは一分野、一ジャンルから始めるやり方が、理に適っています。



今回、私がお伝えします分野は、
:食器
です。



ご自宅の食器棚には、あまりにも乱雑に積まれている食器や、全くつ買わない食器が沢山棚の中を占拠している事って、ありませんか?

お土産で頂いたり、ひょんな事から巡り巡って家にやってきて、そのまま捨てられずに起きっぱなしの食器って、実は結構あるというのは、私も経験しております。

このように、食器って油断すると溜まってしまう持ち物だったりするものです。



そこで、シンプルライフなミニマリスト生活の練習として、食器を断捨離する事から始めるというのは一つの有効な智慧の実践です。
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シンプルライフなミニマリストの食器は禅僧の持ち物が参考になる

シンプルライフなミニマリストの持ち物としての練習に、食器から始める事を提案しておりますが、では、具体的にどうすれば良いのか。



この時に、非常に参考になるのが、
:禅寺で修行生活をされている禅僧・雲水の食器
です。



以前にも、禅僧・雲水の持ち物として「三衣一鉢(さんえいっぱち)」の話をしてきましたね。

参照1:「ミニマリストとは断捨離の結果の在り方」

参照2:「シンプルライフとは物を持たない暮らしという意味?」



雲水は、必要最低限の持ち物しか持つ事が許されていませんが、その中の一つが鉢、つまり食器です。

以前もお伝えした事の復習になりますが、この食器は禅宗の宗派によって呼び名が違いますし、また食器の数も違います。

曹洞宗では「応量器(おうりょうき)」と呼び、臨済宗と黄檗宗はまた違う呼び方をします。



応量器は、食べ物を入れる器が全部で5つありまして、それぞれに米、汁物、漬け物、副菜と、何に使う器であるか、厳格に決められております。

この辺りの決まり事も共に学ぶ事が、シンプルライフなミニマリスト生活を送る上で重要なポイントとなります。



実はこれ、和食の基本的な献立「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」に合っており、私は凄く合理的・理に適っている器の在り方だなあ、と感じております。

この禅僧の食器と、ご飯と汁物と主菜一品に副菜二品という基本的な和食の型をヒントに、残しておく食器もそれに合わせていくのです。

そうすれば、例えば「この器で副菜を」「この大皿はメインディッシュのために」と、残しておくべき食器も決めやすくなります。



この禅僧・雲水がお持ちの応量器という持ち物をヒントにすれば、シンプルライフなミニマリスト生活に必要な食器もスマートに決められます。

「これはこれに使う食器だから、必要な持ち物だ。」と決めれば、後は残りの食器を断捨離、売るなり譲るなり捨てるなりして、シンプルライフなミニマリスト生活に近づけます。



禅僧になったつもりで、厳選した食器だけで、旬の食材を台所で調理して美味しく頂くというのも、なんだか乙なものではないでしょうか。
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シンプルライフなミニマリストの食器は3つまでに絞れる禅由来の持ち物の智慧

上の項目では、食器を5つまでに絞れるという、応量器の智慧を拝借致しました。

ここで「ミニマリストになるために、もっと食器を減らす事は出来ないか?」と言う人も、中にはいらっしゃるかもしれません。



そこで、更に食器を減らす智慧が、これまた禅宗の生活道具に御座います。



曹洞宗の応量器は、器・お皿は全部で5つですが、黄檗宗では3つまで絞られています。

3つに絞られている黄檗宗の食器の呼び名は「自鉢(じはつ)」です。



黄檗宗の自鉢は3つですから、主菜と副菜と汁物というメニューで頂く事になります。

現代社会では洋食も食べるでしょうから、ここは次のように応用すると良いでしょう。

例えば「ご飯用の茶椀+汁物用のお椀+メインディッシュ用の洋皿一枚」という感じで、上手くやりくり出来ます。

ご飯と汁物と、主菜一品と副菜二品にする場合は、大きめの洋皿を残しておき、主菜と副菜をそのお皿に乗せて頂く事も出来ます。



このように、シンプルライフなミニマリスト生活の練習として、食器から持ち物の選定と剪定を始めるのは、とても理に適っていると、私は思うております。

参考になりましたら、大変嬉しゅう御座います。



その他、参考資料をこちらにまとめてあります。

参照:「シンプルライフなミニマリスト情報まとめ」

参照2:「断捨離実践のコツと効果まとめ」



こちらも参考にして頂くことにより、あなたの「シンプルライフなミニマリスト生活」が成就し、充実してゆかれるのであれば、大変嬉しく思うことで御座います。



合掌

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