自己啓発とは|関連情報まとめ

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

あなたは、現在何かしらの自己啓発をされているでしょうか?
305769 自己啓発とは「自己進化」とか「自己の能力の上昇」など、そのような意味の言葉です。

最近は、1セミナーで何十万円もする自己啓発セミナーが即完売したり、自己啓発本がベストセラーになったりと、盛況な市場という印象があります。



しかし、自己啓発セミナーや自己啓発本から、高額なバックエンド商品を買わせるだけであったり、霊感商法的な詐欺師もいる業界でもあります。

そのような怪しい宗教めいた自己啓発セミナー講師に騙されないために、私が潜り込んで知った実態や、自己啓発ホントの付き合い方を、このお堂(ブログ)でも紹介してきました。



ここに、それらを一旦まとめてお伝えして、よりあなたが学びやすいようにさせて頂きます。

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自己啓発とは何か、その実態:自己啓発セミナーの危険な体験談

私は、興味本位と言いますか、潜入捜査を気取って、大阪の自己啓発セミナーに潜り込んだことがあります。

大阪では2回あるのですが、まあ、酷いものでした。

私が体験した、大阪での自己啓発セミナーの実態を一言で言い表しますと、
:安めの自己啓発セミナーで釣って高額商品を売りつける悪徳商法
です。

免疫が無くて洗脳・マインドコントロールしやすい人から、お金を搾取することしか考えていない詐欺的なやからです。



私が、大阪で潜入体験した、怪しい宗教じみた危険な自己啓発セミナーの実態を、こちらに記しております。

参照:「自己啓発セミナー(大阪)の危険な実態!」



この話では、「イエスセット」など、姑息なやり方でこちらのお財布から財産を抜き取ろうとしてくる実態を明らかにしております。

意図がわかったら笑えるレベルで滑稽です。



自己啓発セミナーの危険な実例・実態を学んで頂いた後は、防衛策を講じる段階へ移ります。

怪しい自己啓発セミナーや、宗教じみた危険な自己啓発の世界について、そのメカニズムについてもこのお堂(ブログ)で触れております。

メカニズム・仕組みや手口を知り、さらに抽象度を高めたり具体性の高い実例を行き来することで、免疫力や防衛意識も高まります。

参照1:「自己啓発セミナーは宗教より危険な事も!」



メカニズムや仕組みを学んだら、断り方もマスターしておくと、いざ誘われたときにキッパリと断る事が出来ます。

参照2:「自己啓発セミナーの断り方の実例紹介」

参照3:「自己啓発セミナーに洗脳され搾取されないために」



参照2の記事では、私が実際に自己啓発セミナーの現場にいても、洗脳されずにキッパリと断って帰って来る事が出来た実例を紹介しております。

また、友達に誘われた際の断り方や、友達とのご縁をどうするかも、仏教の話を交えてお伝えしています。



その他に、XJapanのヴォーカルTOSHIさんが自己啓発セミナー・自己啓発系の洗脳を12年間受けていたという話もありました。

参照:「TOSHIさんの自己啓発セミナー洗脳体験は他人事にあらず」



この話は、実際にTOSHIさんがテレビ番組に出演されたり、著書「洗脳」で語られているから、ファンの人なら特にご存じの事でしょう。



上の4つの話を読んで頂ければ分かりますが、私の場合は仏教視点を軸にして、自己啓発の世界の危険性や実態を明らかにしております。

仏教徒・仏教者で宗教を現役で学び続けているからこそ観えてくる物があり、それらをお伝えしております。



例えば「やっている事が霊感商法的である」等、そのような事象が段々とみえてきます。

宗教的な視点を持つと、自己啓発セミナーの宗教じみた部分や怪しさが垣間見られます。

その視点の一つが、私の場合は仏教である、という話です。



だからといって、仏教を強制したりは致しませんから、そこはご安心頂きとう御座います。



そもそも、仏教を衆生・一般市民に強制する事は、それ事態が最早仏教の在り方では無いと、私は考えております。

ちょっと言い訳がましいかも知れませんが、私は仏教者だから自己啓発セミナー講師や自己啓発本を批判しているのではありません。

自己啓発そのものは、上手に付き合って距離感を適切に保てば有用でもあるものです。



私が「なんだかなあ。」と感じて警鐘を鳴らしているのは、詐欺や搾取する構造がある部分についてです。

その警告や免疫力を高めて頂くために、潜入して掴んだ実態をお伝えしております。

自己啓発セミナーや自己啓発系ビジネスがよく使う手法

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自己啓発セミナーでは、実に様々な手法を使ってきて、自己啓発系ビジネスの発信者側が、私達から大切な財産や時間、果てには人生まで奪おうとします。



その手法の一つに「コーチング」があります。



本来「コーチング」とは、スポーツ選手とコーチの関係で、コーチがスポーツ選手の力を最大限発揮する際に用いられる手法です。

現在は、ビジネスの分野で使われる事がありますが、あろうことか自己啓発系ビジネスや関連する業界では、我々から搾取するために悪用しているというケースさえあります。

参照:「コーチングとは何か意味と手法を学ぶ」



コーチングの技法の一つに、高揚感を上手く刺激して、いわゆる「やる気が出ている状態」を創り出すという方法が御座います。

スポーツの世界では、これを上手に使っている場面を見かける事があります。

ボクシングの試合前に、ボクサーとトレーナー、セコンド陣営が控え室を出る前に円陣を組んで、リングインするという場面は、高揚感を上手に刺激して試合に臨むという好例であると、私は観させて頂いております。



しかし、この高揚感は、一方で悪用されることも御座います。

高揚感を刺激する事で、財布の紐を緩めたり、勢いでお金を出してしまう状況を作り出すという悪用の仕方を、詐欺的自己啓発主催者側が使っているのです。

自分の高揚感について知る事は、こういった自己啓発の負の部分に引っかからない智慧でもあります。

参照1:「高揚感の意味と使い方の例文から学ぶべきこと」

参照2:「買わない生活のコツは高揚感の自覚にあり」



この、高揚感を刺激されすぎないための智慧が、仏教に御座います。

その智慧の一つが「内観」です。

仏教・仏法に、内観(己を観察し己を知る)の方法は幾つも御座います。

参照2の記事は、買わない生活習慣を身につけるという表題ですが、これは今回の話にも十二分に応用が出来る仏教の智慧です。



これらをしっかり学び、コーチングを悪用するやからに惑わされたり高揚感を煽られない智慧を、仏教・仏法から学んで頂ければ幸いです。
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自己啓発本の危険を知り、使い方を学ぶ参照記事

自己啓発の世界は、自己啓発本も大盛況というのが現代社会の実態です。

大きめの本屋に行けば、自己啓発本がランキング形式でおすすめ本の棚に陳列されている光景を、私も本屋に行くたびに目撃しております。



ただ、本屋によっておすすめやランキングとして並べられる自己啓発本は、まちまちです。

「あの本屋でランキング1位だったのに、こっちではランキング外だ」等、そんな現象はよくあることです。



やたらベストセラー本が出てくる自己啓発本の世界で注意すべき事柄を、こちらでお伝えしております。

参照:「自己啓発本の危険。おすすめランキングを鵜呑みにしない」



売れていたり販売実績があったり、おすすめランキング1位だからといって、それがあなたにとってのおすすめになり得たり、1位であるとは限りません。

そのような注意点をお伝えしている記事です。
4c94c10e66d65b28f7c5e726d89945b2_s ちなみに、ここで一つ付け加えるならば、
「販売実績10万部突破のベストセラー!」
も、数字のカラクリをしっかりと見極める必要があり、騙されないように注意すべき事です

これは、単に売れた本の数でしかありませんし、その自己啓発本を読んで救われたり人生豊かになった人の数ではありません。

単純に売れた部数」でしかありませんから、その事を見誤らない注意が必要であります。



そもそも、10万部売れたから凄い本というわけでもありません。

広告の出し方や、営業が上手かっただけというのも、往々にしてあります。

売るのだけは上手い人も存在しますし、組織的に販売にだけは長けている、という事も御座います。



特にインターネットビジネス業界というやつは、売るまでは上手いけれども、お客様が成果を出すように導く能力が無い亡者のいかに多いことか。

実際に、私もそういう我利我利亡者達を観てきましたし接して来ましたから実態を体験として知っています。



自己啓発本について、なんだか否定的なことを述べましたが、折角世に存在している自己啓発本は、使い方によっては有用に働いてくれる事もあります。

その使い方についても、こちらで紹介しております。

参照:「自己啓発本の使い方2つの例」



この記事では、自己啓発本を読んだり、自己啓発セミナーに嵌まったことで陥ってしまう事に対する警鐘についても、最初の方で触れております。

その注意点を踏まえた上で、自己啓発本の使い方を二つにしぼって紹介させて頂きました。



実はこれ、仏教・仏法を学んだり実践するときもそうですし、その他の事柄についても言える事です。



現代社会においては、仕事術や新しい事を学んで身につけたときなどに、特に気をつけたい事柄です。

わかりやすい例をここで紹介するなら、スポーツの世界で技を覚えたり、出来なかったことが出来るようになった時に覚えておくべき事です。

仕事術の話でしたら、自分の知っている仕事術を知らない人に対して「この仕事の仕方を知らないなんて、可哀想だ」と、見下すことです。



これは、典型的な「慢の煩悩」に毒された状態です。



このような「慢の煩悩」を内観し、どのように対処するかにも触れておりますから、自己啓発本の使い方以外の分野でも応用が利く話をしております。

仏教は、煩悩に気づいて戒め、上手に付き合ったりコントロールする方法を教えて下さっています。

それと併用して、自己啓発本の使い方を学べば、上手な付き合い方と適切な距離を保つ事が出来るようになります。



ここでまとめて紹介した一つ一つが、あなたの力になれましたら、大変嬉しゅう御座います。



長文に最後までお付き合い頂きまして、誠に有難う御座います。



合掌

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