小池龍之介さんの瞑想は丁寧な暮らしの智慧

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

小池龍之介さんの瞑想や本について、前回まで幾つか話を展開させて頂いております。
327928 参照:「小池龍之介さん(僧侶)がテレビ「7時にあいましょう」で紹介される」

私は、浄土宗の在家仏教者ではありますが、その他の仏教書や僧侶が書かれた本を読んでおり、小池龍之介さんの本も、そのようなご縁で読ませて頂いております。

参照:「小池龍之介さんの本で私が選ぶ3冊 」



小池龍之介さんは、原始仏教の瞑想を教えていらっしゃり、マインドフルネスなど瞑想をちょっとかじったことがあるなら、すんなりと理解も早くなるのではないかと思うております。

もちろん、本を読んだだけで我流でやると、禅が戒めている「野狐禅(やこぜん:独りよがりな禅の事)」になりかねないから注意が必要ですがね。



小池龍之介さんが教えて下さる瞑想は、丁寧な暮らしの智慧や実践力にも繋がると、私は観ております。

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小池龍之介さんの瞑想は丁寧にする必要があるから丁寧な暮らしが必然的に実践される

瞑想は、まず丁寧に実践する必要がありますから、どの瞑想もそうですし、そもそも仏教や禅の教えは、丁寧に暮らす足がかりになったり、ヒントが沢山あるものです。

仏道を歩むと言う事は、行住坐臥(ぎょうじゅうざが)全てが修行であり、行住坐臥全てにおいて丁寧に生きる事になります。

ゆえに、必然的に丁寧に暮らすことになります。



ただ、そうはいっても「仏道を歩むってどういうこと?」「丁寧に暮らすとは?」と、疑問を持たれる人も多いでしょう。



そこで、小池龍之介さんのように、瞑想を本にして下さっていたり、実際にテレビなり講座で教えて下さる僧侶の言説や智慧が、その一助となるのです。

現在でしたら、小池龍之介さん以外にも、テーラーワーダ仏教僧侶のアルボムッレ・スマナサーラさんも瞑想の本を幾つも出されていますね。

禅にしても瞑想にしても、一度僧侶に型を教わっておくのがベストですが、考え方や概念は本で学び、プチ修行は出来ると思います。

また、坐禅のやり方ならば、各々禅宗のお坊さん達も本にしたり動画で教えて下さっていますから、現代社会は随分と詳細に学ぶ機会が多くなり、有り難いですね。



少しだけ解説しておきますと、禅でしたら「只管打座(しかんだざ)」「只管丁寧に座る」という修行であり、瞑想は、とにかく究極的に丁寧に行います。

瞑想中に実況中継をするというのは、瞑想を至極丁寧に行うための智慧です。

それを日常生活に応用すれば、例えば台所にお皿を一枚置くだけでも、お皿を置いているという状況・状態をつぶさに観察し実況中継する、というわけです。

お皿1枚を置くのに瞑想とは仰々しいかも知れませんが、これが修行であり、瞑想を日常生活で実践するという事なのです。



私が以前お話しさせて頂いた、丁寧な暮らしの実践、丁寧に暮らすとはどういうことかという話を復習して頂ければ、今回の話と繋がります。

参照1:「丁寧な暮らしとは何かを学ぶならブログより禅の智慧 」

参照2:「ながらスマホは丁寧な暮らしの対極と心得る」

スマートフォン片手に電話しながらお皿をテーブルに置くなんてことは、まさに瞑想とは対極的であり、丁寧な暮らしの対極であるというのは、ここから読み取って頂けるでしょう。



では、小池龍之介さんの瞑想を拝借して、丁寧な暮らしの実践例と効果はどのようなものがあるのか、その例を紹介致します。
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小池龍之介さんの瞑想と丁寧な暮らしの例1:食事瞑想

小池龍之介さんの瞑想と丁寧な暮らしの実践例の一つ目は、
:食事瞑想(しょくじめいそう)
です。

これは、前回お伝えした事がある小池龍之介さんの瞑想術ですね。

参照:「小池龍之介さんの食事瞑想はダイエットにも効果的」



食事の瞑想は、集中してゆっくりと食事をする事になり、必然的に暴飲暴食しなくなって、結果としてダイエット効果にも繋がるという話を致しました。

また、実はこれ、それ以外にも色々と効果効能が期待出来る瞑想でもあるのです。

仏道・仏教は功徳や見返りを求めたり、役立つ事に重きを置いてはおりませんが、世間的な物差しで観ると役立つ瞑想と言えます。



どういう事かというと、これは禅の食事作法にもある所作にポイントがあります。

それは、
:一口毎にお箸を置く
という所作です。

テレビ「7時にあいましょう」で、小池龍之介さんの食事瞑想が少し映って居ましたが、一口毎にお箸を置かれていた事に気づかれた人もいらっしゃるやもしれませんね。

禅の食事も「一口毎に箸を置く」という所作があり、禅僧の枡野俊明さんが教えて下さっています。


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禅の食事については「典座教訓」という、曹洞宗の御宗祖であられる道元禅師が残された書もあるほどで、食を凄く大切にされている事が窺えます。

「一口毎に箸を置く」というのは、必然的に丁寧に食を頂く所作として、理に適っていると私は思うております。



また、ヴィッパサナー瞑想を教えて下さるアルボムッレ・スマナサーラさんは、小池龍之介さんの食事瞑想とかなり類似した食事瞑想を教えて下さっていますよ。

こちらは、小池龍之介さんの食事瞑想より、更に丁寧かもしれません。

私も読みましたが、食事に1時間ほどかけますし、一口毎に箸を置くのはもちろんの事、その箸の置き方も「置く、置く、置く・・・」「飲み込む、飲み込む・・・」と、逐一実況中継致します。

そりゃ、丁寧な暮らしになりますし、実践すれば少なくとも食生活が丁寧になるのは頷いて頂けるかと存じます。



この忙しい現代社会において、この瞑想を完全にするのは、なかなか難しいとは思いますがね。
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小池龍之介さんの瞑想と丁寧な暮らしの例2:自分の手で完結出来る体質になる

小池龍之介さんの瞑想と丁寧な暮らしの関係についての二つ目の例は、
:物事を自分の手で完結出来る体質が身につく
です。



これは、私が昔から両親・祖父母から教わってきた事柄であり、瞑想するように丁寧な暮らしを心がけたら、自然と身についていく体質や思考です。

感覚・感性のレベルで、これが身につけば、周囲からも「丁寧な人」「丁寧な暮らしの実践者」と観られるかも知れません。

これは私の感覚・感性ではありますが、例えばゴミを見つけたり、閉めるべきドアが開けっ放しになっていると、なんだかモヤモヤしたりムズムズします。

そして、気になる事は自分の手で完結しようとする、というところまでに至ります。



もしかしたらあなたも、特に子供の頃「後始末は自分でしなさい。」と、躾けられたことってありませんか?



例えば、冷蔵庫から麦茶の瓶をだして、その瓶を出しっ放しにしていたり、使い終わったコップを流し台に置きっ放しにしたりします。

すると「自分の手で片付けなさい!」と注意を受けた人もいらっしゃるでしょう。

また、ドアを開けっ放しにしていたりすると、ドアをきちんと閉めなさいって、注意された事ってありませんでしたか?



このような「やりっ放し体質」を改善する時に、小池龍之介さんの瞑想が力を貸してくれます。

そしてこれは、仏教や禅が教えてくれる「丁寧に生きる」という教えの実践でもあります。

その具体的な方法論として力になるのが、小池龍之介さんの瞑想術です。



例えば、ドアの開閉については、「開く、開く、開く」と実況中継し、移動してから「閉める、閉める、閉める」と実況中継・自己観察します。

そうすれば、必然的にドアを開けっ放しにすることはなくなります。

麦茶の例にも、直ぐに応用が利くことはご理解頂けるであろうと存じます。



「やったらやりっ放しの癖が付いていて、よく注意される。」
「丁寧な暮らしを実現するぞ。」
と自覚なり心当たりがある方は、小池龍之介さんが教えて下さる瞑想を試して見て如何でしょうか。



合掌

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