小池龍之介さんの本で私が選ぶ3冊

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

前回は、小池龍之介さんという原始仏教の僧侶について、お伝え致しました。
089397 小池龍之介さんは、彼岸寺の彼岸TVをはじめ、すでに報道ステーションや「7時にあいましょう」で草野仁さんと対談されたりと、メディア出演も果たされている僧侶です。

日本の伝統教団、真言宗や臨済宗、浄土宗というような宗派には属さず、原始仏教の僧侶として活動されています。

原始仏教や上座部仏教、大乗仏教がどうのこうのと言い出すと収拾が付かなくなりますから、ここでは細かいことは省略致します。



現在の小池龍之介さんは、瞑想や坐禅を月読寺にて伝えられたり、講演会やテレビ出演の仕事をこなされたり、作家・本を書く僧侶として活動されています。

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小池龍之介さんの本はベストセラー連発らしい

小池龍之介さんは、現在はテリー伊藤さんとの対談本なども出されていて、作家僧侶とも言える活動もされています。

私も、最近になってブックオフでテリー伊藤さんと小池龍之介さんの対談本を見つけまして、購入して読ませて頂きました。

ざっくばらんな感じで、色々と話が飛んでまとまりがなく思えましたが、こぎみよい感じで話が進んでいき、読み進めやすい印象であります。



書く僧侶と言えば、私は真っ先に「書く禅僧」と呼ばれる作家で僧侶の玄侑宗久さんを連想致します。

玄侑宗久さんは臨済宗の僧侶であり、小池龍之介さんと対談経験もある方です。



小池龍之介さんが「7時にあいましょう」という番組で、草野仁さんと対談されるということを新聞で知り、私も気になって観てみました。

「7時であいましょう」というテレビ番組では、小池龍之介さんが書いて出された本は、全てベストセラーだと放送されておりました。

私は、小池龍之介さんの本は、立ち読みも合わせると10冊以上、2桁の本を読んでおりましたが、ベストセラーとは初めて知りました。



ここまで本が売れたのは、あくまで私の勝手な憶測ですが、表題(本のタイトル)と内容がわかりやすく、仏教を軸に悩める人達が悩みや痛みを和らげる書き方がされているという辺りが、大きな要因だと思われます。



また、絵が何となく和む上に、独特の表現というのも一要因ではないかと、勝手に味わわせて頂いております。

小池龍之介さんが書かれるキャラクターの「こむすめさん」とか「丸っこいお坊さん」の絵、実は私も好きだったりします。



このように、出される本の全てがベストセラーという僧侶の仏教本を、私も読ませて頂いてきましたが、その中でも「私が最初に買うならこれかな。」と思う物をお伝え致します。

あくまで「私が小池龍之介さんの本で、最初に買うならこれにしよう。」と、今ならそう思う本ということであり、あなたにお勧めするという意味ではありません。

私の主観そのものの話ですから、参考程度にお聞き下されば幸いです。
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小池龍之介さんの本1:「自分」を浄化する坐禅入門

小池龍之介さんの数ある本の中、紹介させて頂く1冊目は、
:「自分」を浄化する坐禅入門
です。

この本は、前回の記事でもお伝え致しましたね。

参照:「小池龍之介さん(僧侶)がテレビで紹介される」



これは、私も実践させて頂いている内容がある本で、小池龍之介さんオリジナルの瞑想や坐禅の方法が書かれている本です。

この本に書かれている坐禅方法は、彼のオリジナルではあるけれど、途中のコラムや補足情報に、臨済宗の白隠禅師の坐禅方法も少しだけ紹介されています。



その他、小池龍之介さんの代表作でヒット作の一つ「考えない練習」の内容もコラムに少しだけ書かれています。
(56ページの「考えないこと」というコラム)



私は、坐禅を教えて頂いたのは東福寺塔頭の臨済宗のお寺や、曹洞宗のお坊さんに教わったりしておりましたが、瞑想の考え方については、この本を参考にさせて頂いている本です。

また「自分を浄化する坐禅入門」には、歩行禅歩く瞑想の他、慈悲の瞑想についても書かれており、更に冒頭部分では仏教共通の戒(戒律とよくいわれる仏教徒の戒め:十戒)も紹介されています。

慈悲の瞑想と言えば、アルボムッレ・スマナサーラさんの瞑想の本が有名ですが、この小池龍之介さんの本でも学べます。



小池龍之介さんの瞑想法や坐禅法を学べて、更に考え方も学べる一冊ですから、私が最初に読む本とするなら、この本にします。
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小池龍之介さんの本2:「自分」から自由になる沈黙入門

小池龍之介さんの数ある本の中、紹介させて頂く2冊目は、
:「自分」から自由になる沈黙入門
です。



これは2008年の本という事もあり、現在はブックオフや、上で紹介した楽天の中古市場などで流通している本です。

新品で手に入れるのは難しいかもしれません。

ちなみに私も、本屋を探したけれど無くて、ブックオフを探してやっと見つけて購入した本です。



この本は内容云々もそうですが、小池龍之介さんの仏教用語に対するルビの振り方が特徴的でユニークであるという事を学びました。





この本を実際に読んで頂ければわかりますが、仏教では人の根源的な煩悩として「三毒(さんどく)」という概念を説いております。

三毒の中身は「貪欲(とんよく):貪り」「瞋恚(しんに):怒り、憎い」「愚癡(ぐち):おろか」です。

「愚癡(ぐち)」は、現在でしたら「愚痴」という字が使われており、「愚痴をこぼす」などの使われ方をするようになりましたが、仏教では「愚か」という事を説きます。



そして、小池龍之介さんによる振り仮名・ルビは「貪欲(ヨクボー)」「瞋恚(イヤイヤ)」「愚痴(マヨイ)」です。

わかりやすく、イメージしやすい振り仮名だと私は感じたものです。



他にも、禅語「三昧(ざんまい)」「三昧(しゅうちゅう)」と独自の訳し方や振り仮名の付け方をされています。



「自分は、この言葉をどのような頂き方をするか」という、言葉の頂き方や解釈の仕方を学べる本として、私は頂いております。
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小池龍之介さんの本3:貧乏入門

小池龍之介さんの数ある本の中、紹介させて頂く3冊目は、
:貧乏入門 あるいは、幸福になるお金の使い方
です。


貧乏入門 [ 小池 龍之介 ]
価格:1512円(税込、送料無料)



これは、この本の冒頭でも小池龍之介さんが注意されていますが、貧乏やお金が無い事を礼賛している本ではありません。



小池龍之介さんの暮らしと、そこから学べる経済やお金の使い方、仏教が説く「少欲知足(しょうよくちそく)」の話が書かれた本です。

作中の「持ち物を減らす」「捨てる技術」は、断捨離にも通じるところがありますから、断捨離とお金について学びたい人の入り口としてもよさそうな内容です。

断捨離の参照:「断捨離実践のコツと効果まとめ 」



そして、実は私が最初にこの本で読んで欲しいのは、表紙です。



表紙の言葉には、最後に
「お金にものを言わせる生き方から、お金にものを言わせない生き方へのシフトです。」
と書かれております。

これは、特に現在「ビジネスビジネス」と息巻いている人達や「お金を持ってお金を使っている自分は偉い!」という在り方の輩は、傾聴すべき言葉です。

特にインターネット上に結構いと感じた事があるという人もいらっしゃるかもしれませんが、、「月収何百万円達成!」とか、やたらお金の自慢ばっかりしている人を、見かけたことは御座いませんか?。

この言葉は、そういう拝金主義者への一喝であり、己の在り方・有り様を気づかせる言葉だと私は頂いております。



「お金に物を言わせる」という表現がありますが、私に言わせれば、お金お金言う人や拝金主義の連中は「お金の言いなりになっている」「お金に物を言われている」状態です。

早い話が「お金に物を言わせて使っていると錯覚して、その実は、お金にあれこれ言われてお金の奴隷に成り下がっている」ということです。



自分とお金の関係や、お金について考えるきっかけとなる本であり、特に経済が重要な位置を占める現代の日本社会においては、気づきの一冊、あるいは考えるきっかけとなる本になると思われます。



他にも、禅とお金、仏教徒お金や経済、あるいは経営について書かれた本がありますが、あまり多く紹介しても消化不良になりますから、今回はこの辺りに留めておきます。



合掌

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