時代祭2016の見どころと京都の周辺観光案内

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

京都の十月と言えば、時代祭が行われる時期でありまして、楽しみにされている地元の方も多いかと存じます。

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同じ日には、「鞍馬の火祭」と言う火祭りも御座いまして、京都の10月22日は、呼び名は違えど三大祭の二つが同時に催されるという、観光客にも地元民にもたまらん一日でありましょうか。



時代祭は、葵祭りと祇園祭りと並び称される「京都の三大祭」の一つであり、鞍馬の火祭は、京都三大奇祭の一つです。

日中は時代祭2016を、夜は鞍馬の火祭り2016を楽しむというのも、なかなか乙なものに感じます。

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時代祭2016の基本情報:日程と雨天で中止になるかどうかについて

時代祭については、詳細情報や概要は時代祭のウェブサイトか、京都新聞のウェブサイトで確認出来ます。

このお堂(ブログ)では、基本情報を長々とお伝えする趣旨では御座いませんから、日程や雨天で中止になるか否かの情報は、最小限に留めておきます。



時代祭2016の日程は、
:2016年10月22日(土)
です。

土曜日ですから、時代祭2016の観覧者は多くなることが予測されます。



時代祭の開催時間は、10月22日(土)の正午・12:00に京都御所を出発して、烏丸御池の交差点まで南下致します。


そこから、市役所前まで東へ進み、市役所前の道路を南下、三条通りまで南へ進んだら、神宮通りまで東へ進み、神宮通からは平安神宮まで一直線、北上致します。

えっちらおっちらと2時間30分かけての時代祭行進ですから、ついて回るのも京都の町を歩く良い機会となりましょう。

ただ、流石にしんどいという人は、平安神宮で待ち構えておくか、京都御所の出発を眺めた後、次に決めたポイントへ先回りして観覧する、というのも良いでしょう。



雨天についてですが、時代祭2016では、10月22日が雨天の場合は翌日に順延致します。

あくまで「順延」であり、雨天になっても完全中止は今のところ御座いません。



この辺り、エトス(行為様式・風習)を意地でも残そうとする心意気を感じる次第であります。

文化の継承という観点から、このエトスを何とか伝承しようとする粋な姿は、見習いたいもので御座います。
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時代祭2016の地元住民から注意点のお知らせ

時代祭2016は、京都の過ごしやすい秋の中で行われます。

ただ、時間帯によっては、日中はまだ汗ばむ暖かさも残っておりまして、そうかと思えば、朝夕は冷え込む日も御座います。

寒暖の差が激しい季節ですから、上着をカバンに一着忍ばせるなどして、温度調整が出来る準備はしておいて欲しいところで御座います。

特に、日中に時代祭2016を楽しんだ後に、少し観光を楽しんでから、鞍馬の火祭2016を観覧される方は、特にご注意をば。

この季節の京都の夜、特に北の方は、ひんやり致します。



鞍馬の火祭2016の話を少ししておりますから、その注意もさせて頂きます。



鞍馬の火祭は、行かれると分かると思いますが、通り道が大変狭くて、観覧は結構大変です。

立ち止まっての観覧が出来ないエリアもあり、一方通行規制も敷かれておりますから、初めて行かれる人は混乱される可能性が御座います。

また、帰りの電車は混雑しますし、現地に行くのが遅くなると、場合によっては鞍馬行きの電車の乗車券販売も中止されることも御座います。

京都の大きなお祭りをはしごする場合は、結構忙しなくなることは、肝に銘じて置いて欲しいところであります。



話を時代祭2016に戻しまして。



時代祭を観覧される場合、できる限り公共の交通機関を利用される事を推奨致します。

交通規制も御座いますし、しかも時代祭2016の開催日時は、土曜日です。

会場近くや、北上するときに通るであろう五条と四条辺りの横断歩道での右左折は、歩く人が多くてなかなか右左折出来ない状態になることが御座います。



駐車場も期待しない方が宜しいでしょうし、何より秋の古都をコトコト歩く方が、風情も御座いましょう。

ここは一つ、京都の秋を歩いて楽しむという趣旨をもって、時代祭2016も楽しまれてはどうでしょう、と、提案させて頂きます。



京都では、お祭りの時期や観光をする際には、結構車などの乗り物は、逆に足枷になり得ますからね、歩いた方が自由度が増すということも御座います。

地元住民の体験談として、申し上げておきます。
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時代祭2016に来られた人へ京都周辺観光案内

時代祭2016に来られたら、時代祭以外の時間帯は、どこかへ観光したいと思われる人も多いかと存じます。

時代祭の会場、出発点は京都御所、終着点は平安神宮と、これまた観光名所であります。



そこで、ここでは仏教にちなんだ時代祭2016の会場周辺にしぼった、京都周辺観光案内を、地元民としてさせて頂く次第で御座います。



とりあえず、観覧場所を出発点にしぼるなら、そのまま京都御所を、終着点にしぼるなら、平安神宮やその周辺にある京都市美術館京都国立近代美術館、時間の許す限りまわられると良いかと存じます。



京都御所にしぼるのであれば、午前中に北へ行けば臨済宗相国寺派大本山「相国寺」が御座います。



相国寺には、「承天閣美術館」が御座います。

2016年は「伊藤若冲生誕300年記念」の年であり、承天閣美術館でも「伊藤若冲展」が開催されております。

禅寺の雰囲気を味わいつつ、伊藤若冲さんの作品に眼で触れてみる良い機会で御座います。



ここで、美味しい情報をお一つ。



京都御所の北に面した通り、今出川通りを鴨川へ向かって歩くと、京都アニメーションの作品「たまこまーけっと」「たまこラブストーリー」の舞台となった地が御座います。


そして、主人公の北白川たまこの実家のモデルとも言われている「出町ふたば」が、ここに御座います。

「ふたばの豆餅」は、地元でも有名な餅菓子でありまして、私も何度か頂いております。

常に人が並んでいますから、時間の余裕を観て、出来るならば朝の内に手に入れておかれると良いでしょう。



京都御所の東側には、天皇家とも縁のある浄土宗寺院「清浄華院」が御座います。



ここは、少し前にお伝えしました通り、24時間不断念仏会でお世話になったお寺さんです。

参照:「第5回清浄華院24時間不断念仏会2016体験記前編|京都で南無阿弥陀仏」

参照2:「第5回清浄華院24時間不断念仏会2016体験記後編|共生をお念仏に味わう」



また、清浄華院を南へ歩いて行けば、別のお寺や神社も御座います。

寺社仏閣巡りを、時代祭2016の前か後にされるなら、このような場所があるとお伝えして、周辺観光案内とさせて頂きます。
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時代祭2016の見どころ

最後に、時代祭2016の見どころを、ネタバレと言われる感じにはなりますが、ご紹介して締めくくらせて頂きます。

そして、仏教にちなんだ見どころにしぼっての見どころ案内とさせて頂きます。



時代祭2016では、京都新聞を読んで知ったのですが、540万円をかけて室町洛中風俗列で用いられる造花等色々なもの216点が、新調されました。

そして、時代祭2016で新調された衣装の一つに、藤原為家の側室である「阿仏尼(あぶつに)」という女性の衣装が御座います。

名前から分かる通り、出家した女性である事を把握して頂けるかと存じます。



阿弥陀仏の阿と仏、そして女性僧侶を表す「尼」という字から、なんともわかりやすいお名前で御座います。

どうお呼びすれば分からないから、これ以後は「阿仏尼さん」と呼ばせて頂きます。



今回、阿仏尼さんの新調された衣装は、彼女の代名詞とも言える書物「十六夜日記」の姿でもあります。

十六夜日記は、京都から鎌倉へ向かう時の事を記された書であり、その時に着用されていたとされる衣装が、43年振りに新調されております。



ちなみに、阿仏尼さんは何故に京都から鎌倉へ向かわれたかと申しますと、訴訟のためです。

この辺りは、古文をよく読まれている方は、お詳しいところで御座いましょう。

当時は車が御座いませんから、当然、歩いて京都から鎌倉へ向かうわけです。

命がけの訴訟の旅です。

鎌倉時代の真宗僧侶が、親鸞聖人に質問をするために、関東から京都へ向かわれたという話を思い出させて頂く話で御座います。



時代祭は、衣装が大きな見どころでありまして、今年は仏教に縁のある人の衣装が新調されると言う事で、仏教ファンと言いますか、仏教と御縁を感じる方にとっては、嬉しい見どころで御座いましょう。

十六夜日記を視覚的に楽しむ、という心持ちで観覧されるのも、それはそれで乙な事かと存じます。



合掌

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