衝動買いの意味と心理を知る

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

あなたは、衝動買いとは何か、その意味と心理をご存じでしょうか?
089848また、「自分は衝動買いをついついやってしまう・・・。」というお悩みを、お持ちではないでしょうか。

私は、現在こそ仏教や禅の智慧のお陰様で、衝動買いしてしまいそうな刺激はあっても、それに支配されないコツを掴んで実践しており、衝動買いをするという結果に到達しにくくなっております。

それでも、この先衝動買いの可能性が零とは言いません。

どんなに気をつけていても、時節や機縁が整えば、衝動買いをやっちゃうこともあるでしょう。



そこで今回は、大切な財産を守るためにも、衝動買いとは何か、その意味と心理を学び、仏教の智慧によって、衝動買いをしなくなる方法を模索してみようと試みます。

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衝動買いとは何か?仏教的に意味と心理を学ぶ

普段から「また衝動買いしてしまった・・・。」「思わず買っちゃった!」という、衝動買い後悔に悩まされている人は、少々考えた方が良いかもしれません。



そもそも、衝動買いとは何でしょうか?



衝動買いとは、国語辞典的な意味は
:予定していない物品やサービスを購入すること
:衝動で買い物してしまうこと
です。

物を見るていたり、たまたま視界に飛び込んできた物品やサービスに思考停止したり思考能力・判断能力がぶっ飛んでしまい、お金を使って購入する事が、衝動買いの意味です。



この衝動買いとはどういう意味なのか、仏教的に考えて観ましょう。

仏教の視点から見る衝動買いとは
:物欲を刺激されて思慮分別する事無く手に入れる事
という事が出来ます。

この辺りに、衝動買いの心理もひもとける学びが御座います。

衝動買いの心理とは、「物欲を刺激されて、それに毒されてしまう」という心の動きが観て取れます。



更に、仏教が離れる事を教えている三毒と呼ばれる煩悩、
:貪欲(とんよく)・瞋恚(しんに)・愚癡(ぐち)
で意味と心理の動きを説明することが出来ます。

仏教用語を使った衝動買いの順をおって説明すると・・・。

1:物品やサービスを観て貪欲の煩悩が刺激される
2:思考停止して愚癡の状態に陥る
3:買って後悔して瞋恚の煩悩に支配される
(無駄遣いしちゃって悔しい!とか)

このような感じです。



まとめると、衝動買いとは「物欲に支配された上に後悔する事も多く、買っちゃった後悔をしてふがいない自分に怒った上に、自己嫌悪にも苛まれる事が多い買い物の仕方」です。

衝動買いというのは、大切な財産を失うことに繋がりますし、その意味も心理状況も、あまりよろしくない印象があるのは、現代社会においては宜しくないものです。



また、買い物でストレスを発散する、という話を見聞き致しますが、これも衝動買いの心理と無関係ではなさそうです。

しかし、買い物でストレス発散とよく言いますが、ストレス発散どころかストレスまみれになってしまう事もあり得ます。

ストレスを発散したいという衝動により、そこから衝動買いによる買い物をするけれども、その事を後悔するわけですから、買い物がストレスの要因になるのは目に見えております。



逆に、衝動買いをしなくなれば、そのような三毒の煩悩に支配されることもなく、更にお金の無駄遣いがなくなり、貯金・貯蓄も出来る体質造りや生活にも繋がっていきます。



そこで、ここからは「衝動買いを止める方法やコツを仏教の知恵から学び実践する」という、その具体的な方法を紹介致します。

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衝動買いを止める方法その1:「丁寧に己を観察する」

衝動買いとは、読んで字の如く「衝動で物を買ってしまう」という意味であり、そのような心理の事です。



「思わず買っちゃった」という台詞が、まさにその意味と心理を如実に表しています。

そして、このフレーズに対策や衝動買いを止める方法なりコツなりがあります。

それは「思わず、ではなく、きちんと思うようにする」という事です。



衝動買いを止める方法の1つ眼の知恵は
:物欲が沸いた時に、丁寧に己を観察する
です。



例えば、街を歩いているときに偶然、自分好みの時計が見つかったとしましょう。

その時「うわ、いいな、欲しいな、買っちゃおうかな。」と、物欲が刺激されて、衝動買いしそうになります。



その瞬間を見逃さずに、丁寧に自分自身の感情や心理の揺れ動き、衝動を観察するのです。



その時に、「今、時計を観て欲しいと思っている自分がいる。」と、瞑想の知恵を拝借して実況中継し、具体的に言語化する事も効果的です。

そうする事で、衝動と物欲に支配されず、「思わず買っちゃう」事を防ぎます。



要するに、一旦冷静になるという事です。



これは、仏教において、また瞑想で見聞きする概念である「内観(ないかん)」に通じます。

内観とは、自己の内側を観察するという意味であり、己の心理状況を知る概念であります。

衝動買いをしてしまいそうな時に、しっかりと内観が出来れば、衝動買いをして散財するリスクが減少していくことは、把握して頂けるのではないでしょうか。



このように、衝動買いを止める方法として、仏教由来の智慧は力となってくれるのです。

衝動買いを止める方法その2「本当に必要かどうか丁寧に考える」

衝動買いを止める2つ目の仏教的智慧は、
:欲しいと言う衝動を感じた物品やサービスが、本当に必要かどうかを丁寧に考える
ことです。



例えば、先ほどの時計の例で言いますと、時計ってすでに持っているという人が多いのではありませんか?

また、現在でしたら携帯電話やスマートフォンも時計代わりになりますからね。

すでに同じ機能の物を持っていたり代用品があるという現状をよく考え、本当に必要かどうか、それを丁寧に考えるのです。

これも「思わず買っちゃった」という衝動買いにありがちな現象を防ぐ事が出来ます。



そして、重要な事は「丁寧に」という部分です。



この時に、「でも、ここで逃したら」とか「チャンスの女神様は云々」とか、買うための言い訳をし始める事もあります。

そこを逃してはなりません。



買うための言い訳は、物欲という煩悩に餌をあげて肥大させてしまう行為です。



冷静に、
「自分は、衝動買いするときはこのような買うための言い訳をしているんだ。」
と、買うための言い訳を丁寧に観察するのです。

そうして、衝動買いに繋がる心理現象の起こり方や、結局は買ってしまう時の思考パターン・認識パターン、っそして行動パターンを逃さずに、冷静に見つめるのです。



この二つの知恵を繰り返して修行なり練習すれば、自分自身が衝動買いして後悔するパターンが見えてきて、後悔する買い物をしなくなっていき、買い物上手への道を歩むきっかけとなります。

それは、お金を使う機会も減少し、貯金生活にも直結しますから、本当に必要な事にお金を使う思考能力と行動能力が身につきます。
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衝動買いが病的だったり心理的な病気によるものは速やかな治療を

今回は、衝動買いとは何かを仏教的な意味から考えて、止める方法やコツをお伝え致しました。



ただ、一口に衝動買いと言っても、買い物依存症やうつ病・双極性障害、ADHDなどが原因によるものもあります。

実際に私の場合、うつ病の治療に際して、重大な決断はしないようにという注意において、大きな買い物をしないように、との事を学ばせて頂く機会がありました。



そのような病気の場合は、まずは適切な治療を受けられることが大前提です。



もしも身近な人が、そのような病気で買い物依存症や衝動買いを繰り返されているという場合は、適切な治療を施すように協力して頂きたい、そのように思います。

その場合は、私も専門家から助言を頂いた事もありますが、
:衝動買いや高い買い物をする機会そのものから遠ざける
という生活を送る事が有効です。



寛解(症状が和らぐ、殆ど現れなくなること)に向かって健常な状態になって、買い物をする機会があったら、今回の衝動買い対策となる知恵やコツを実践されると良いでしょう。

現代社会は衝動買いをさせるために、こちらの心理を揺さぶる誘惑に溢れている

資本主義経済や消費社会と言われている現代社会は、何かとこちらの物欲や衝動買いをさせる誘惑が多いものです。



そのような誘惑に支配されることなく、衝動に打ち克つ知恵やコツは、仏教や禅にあります。



禅的生活を意識することによって、衝動買いを止める方法をしっかり実践し、物欲に支配されない健やかな精神と生活を営みたいものです。



合掌

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