引き寄せの法則まとめ|仏教の智慧

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

引き寄せの法則は、自己啓発系の世界にある程度関心があったり、実践している人ならば、一度は聞いた事がある言葉ではないかと存じます。
092706 現代社会における引き寄せの法則論は、突き詰めていくと大抵が自分都合の願望や、自分都合の未来を我利我利引き寄せるために用いられる傾向が見られます。

仏教の視点から観て、我利我利という在り方は戒められる事柄であり、自利利他とは対極にある概念です。

お金や仕事、恋愛や結婚といった事柄に、引き寄せの法則を用いようと考える場合、大概が我利我利に陥りやすいと私にはみえるものです。

引き寄せの法則が持ち合わせる毒にやられず、上手な距離感を保ちちながら付き合うための智慧を仏教に学んできた事を、ここでまとめておきます。

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引き寄せの法則とは何か、その意味をまず知る事

引き寄せの法則に毒されぬため、またその智慧を学ぶ前に、まずは引き寄せの法則とは何かを知るところからはじめましょう。

引き寄せの法則とは何か、その危険性や傲慢さについて、このお堂(ブログ)では幾度かお伝えしております。

参照:「引き寄せの法則とは鵜呑みにすると危険な概念」

参照2:「引き寄せの法則の体験談に観る傲慢」



引き寄せの法則とは、現在は主に自己啓発の世界で、良く用いられる成功手法として認知されています。

その自己啓発セミナーの講師なり、自己啓発系ビジネスで引き寄せの法則を講義している輩共が、怪しさ満開なのですがね。



そもそもとして、私はこの「引き寄せ」というのが、どうも我利我利した感じがして、馴染みません。

自分都合の未来を引き寄せるために、他を利用したり、ふんぞり返ったりしている様は、なんとも傲慢で人徳を損じる事で御座いましょう。



日本には「寄り合い、寄り合う」とか、「和合」という考え方なり在り方があり、どうも自分都合に引き寄せて我利我利とした感じは、馴染みにくいのではないかと思うておりました。

残念な事に、主に我利我利した引き寄せ亡者達・我利我利亡者の類いは、特にインターネットビジネス関連の世界を覗いたら、簡単に見つかる勢いになっておるのが悲しい事であります。



日本的な在り方としては、引き寄せるとか、引き寄せの法則を無理に利用しようとするのではなく、「寄り添う」なり「寄り添い合う」という方が、奥ゆかしくて日本的であると、私は味わっております。

参照:「引き寄せるより寄り添い寄り合う」



自分都合で、物事を引き寄せるよりも、寄り添う在り方の方が奥ゆかしさや謙虚さを感じるところでありますが、如何でしょうか。

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引き寄せの法則についての方法や考え方の具体例まとめ

引き寄せの法則には、独自の手法を編み出す人もいて、方法が色々とあるようです。

アファメーションや引き寄せノートというものは、特に有名な引き寄せの法則に関連した手法ですね。



ただ、短絡思考でアファメーションや引き寄せノートを活用すると、ただ思ったり言葉にしたり、願望を書き続けるだけで願いが成就する、と思われてしまう危険も御座います。



私は、引き寄せノートなどを活用する場合、仏教の智慧をお借りした活用方法を提示しております。

参照:「引き寄せの法則|引き寄せノートの仏教的活用編」



引き寄せノートは、その時点での成就させたい願い、またその根本にある煩悩に気づくための「現在地を知る手がかり」と位置づけております。

このような使い方をして、己を内観するというアプローチが、よほど仏教的であります。



そして、このような引き寄せノートの使い方や、引き寄せの法則との距離感を仏教的に学んだ上で、個別な事例もこちらにお伝えしております。

参照:「引き寄せの法則|お金と仕事編」

参照2:「引き寄せの法則|恋愛と結婚編」



引き寄せの法則によって引き寄せたい願望というのは、多くがお金と仕事、恋愛や結婚についての事ではないかとお見受け致します。

これらのことは、煩悩に直結する事柄でありますし、行き過ぎると三毒の煩悩にしてやられてしまいます。

引き寄せの法則をこじらせて、煩悩まみれに陥らないための智慧を、これらの話から学んで頂けましたら、幸いに存じます。
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引き寄せの法則と自己啓発の世界

引き寄せの法則は、自己啓発の世界ではよく使われる言葉と概念であります。

本屋で自己啓発本コーナーに行けば、何冊かは見つかることでありましょう。



しかし、引き寄せの法則はスピリチュアル系や自己啓発系の話と親和性が高く、それを利用してお金儲けを企む我利我利亡者や詐欺師もおります。



こういうやからは、引き寄せの法則を教えて、運良く上手く行けば「教えた俺様の実力だ」と、ちゃっかり自分の功績にします。

そして上手く行かなければ「やり方が間違っている」だの「真面目にやっていない」「念が足りない」など、霊感商法か、と突っ込みたくなるような言い訳で逃げ回ります。

そのような我利我利亡者に毒されたり、毒牙にかからぬため、自己啓発系の悪徳ビジネスの実態も、学び知っておく事は、自衛にもなりましょう。

参照:「自己啓発のセミナー危険な実態|大阪での体験談」

参照2:「自己啓発セミナーの断り方の実例」



これらを始めとした、自己啓発系ビジネスや詐欺の危険性を学べる項目を、こちらに一覧としてまとめて御座います。

まずは、実態と防御策・自衛策を知って頂いてから、順に読み進めて頂いて、力にして頂くとよいかと存じます。

参照:「自己啓発とは|関連情報まとめ」



仏教には、自分以外の事柄全てを師とする、という教えが御座います。

小説家の吉川英治さんは、
:われ以外は、みなわが師なり
という御言葉を伝えて下さっています。

この御言葉は、まさに仏教的な示唆に富んでおり、我々も大いに学ぶべき言葉ではなかろうかと思います。



我利我利亡者を観つけた時、ただ観たり悪態をつくだけではなく、そのように自分もなる可能性があるという事を知り、陥らぬための智慧を頂き、精進する事が大切であります。

先達の教えを大切にしながら、亡者からも仏法を学び、精進するために智慧と昇華させて頂くという在り方こそが、仏教的な生き方であり、仏道を歩む姿勢であると、私は頂いております。



引き寄せの法則を、金儲けの道具にしていたり、我利我利と欲望を満たすためだけに使う浅ましい地獄餓鬼畜生を観ても、そこから学べる気概を育みたいものであります。

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引き寄せの法則によって高揚感に毒されぬための智慧まとめ

引き寄せの法則を伝える自己啓発系ビジネス講師や、霊感商法的なスピリチュアルビジネスをしている亡者達は、こちらからお金を奪う術に長けております。

素人である我々は、そのような輩の毒に当てられると、簡単に毒されてしまいかねません。



その手法の一つが、こちらの高揚感をあおり立てて、興奮状態にして冷静さを奪った上で、納得してお金を手放したと錯覚させるのです。



このような毒に当てられぬため、自衛のためにも、上でお伝えしてきました、引き寄せの法則と自己啓発の話は、同時に学んで頂ければと、お節介なことを思うのです。



また、自身で引き寄せの法則をされた場合、なまじその引き寄せたかった欲望が満たされた結果となったと致しましょう。

そうなった場合、高揚感を覚えて、傲慢な餓鬼畜生や亡者に陥る危険性もあります。



自身の高揚感が毒となってしまい、引き寄せの法則による成功が全てであると錯覚しないためにも、自己の高揚感を観察する眼を持つ事が大切であります。

参照:「高揚感の意味と使い方の例文から学ぶべきこと」



仏教の教え、仏法は、自己の現在地や、自己の状態を照らし出してくれる光明です。

それらの光明(智慧)を頂き、高揚感に毒されて自己を見失わぬように、自己を省みる事を忘れぬようにしたいものであります。



禅語にも「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」という言葉が御座います。

足元を照らしてくれるからこそ、己の現在地なり状態を省みる事が出来るのです。



このお堂(ブログ)でお伝えしてきたことが、あなたの足元を照らすことが出来る光となれば、嬉しく思います。



合掌

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