大掃除の手順をリスト化するコツと私の実例

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

年末の大掃除は、断捨離をする絶好の機会ということで、そのコツを前回にお伝えしております。
大掃除は、出来る事なら煤払いの12月13日から、「小掃除」をするところから始めたいというのが、理想ではあります。

ただ、仕事や日常が忙しく、その上師走の時期で決算や年末の駆け込み的な仕事と、なかなかそのような時間が持てません。

師走の休みは、貴重な体力回復の日ともなりましょうからね。

それはそれでわかる一方で、やはり年末の大掃除は、できる限り重労働にしたくない事も、また事実でありましょう。



今回は、大掃除のコツを、段取りよくスムーズに、気がついたら終わっていた、という感じになるような手順のリスト化について、小掃除のコツと智慧と同時にお伝え致します。

これも、私が長年やって来て、培ったコツと智慧に御座います。

一に掃除、二に勤行、三に学問、年末くらいは修行的な過ごし方も、乙なものかと存じます。

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大掃除のコツは、早めに小掃除から徐々に始める事

大掃除のコツとして、手順や「いつ、どこをそうじするか」のリスト化というのは、指標があると段取りよく掃除が出来ますから、有り難いものです。

私は、そもそもとして目標設定そのものに懐疑的ですが、短期間の戦略として、大掃除の時期などには手順のリスト化をすることは捗る、と言う事を、実体験から体感しております。

私の場合は、手順やどこから掃除するかというのは、メモ帳をちぎって、軽く「ここから順番にやっていく」と走り書きする程度ですがね。

それでも、あるとリスト通りに掃除の手順を進めるだけですみますから、毎年行っております。

終わったら、そのリストを上から順番に消していく、という手順です。



この手順のリスト化に際して、前提となる大掃除のコツは、
:出来るだけ早めに小掃除から始める事
です。



前回もお伝えしました通り、出来るなら12月13日の煤払いの辺りから、始めておきたいところです。

そうすることによって、大掃除の時期に一日で一気にやろうとすると、「この家全部かあ・・・」と、初期段階でげんなりしてしまいます。

小掃除を先にしてから臨む事で、「後は仕上げだけだな」と、気持ち・精神面からも気が楽です。

きちんと早めに小掃除から始めておけば、後は仕上げだけという場所も多く出てくるでしょうから、体力的にも力尽きずに済みます。

これは、私の体験談から言える事で御座います。



煤払いの日にどうしても出来ない場合でも、少なくとも12月23日の祝日からは、小掃除を始めておく事が望ましいでしょう。

土日や祝日が仕事という職種の人は、その近辺の休日を活用するのが、望ましい大掃除前の小掃除の始め方です。

大掃除の手順とリスト化のコツ:どこからかっていうと、まずは仏壇や神棚から

大掃除の手順とリスト化をする時に、どこからやるか、という指標があれば、わかりやすくて有り難いところかと存じます。

これは、禅僧の本から教わり、私も仏教者・宗教者故に、この順番で大掃除のための小掃除を始めます。



最初に掃除する場所は、仏壇や神棚があれば、仏壇神棚から、です。

まあ、これはあなたのご自宅に、仏壇や神棚がある場合に、限りますがね。

仏壇や神棚がある場合は、伝統に則ったならば、12月13日の煤払いに、大方の掃除はしておきたいところです。

大掃除の時に、仕上げの掃除をすると、尚良しです。



この時、注意して欲しいことが御座います。

仏壇は木で出来ていますから、拭き掃除に濡れ雑巾は使わないように。

仏壇の拭き掃除をする場合は、必ず乾いた柔らかい布でやりましょう。

こびりついた汚れがどうしても取れない場合は、硬く固く絞った雑巾で拭き取り、すぐさま乾いた柔らかい布で水分を完全に拭き取りましょう。



仏壇に水拭きは厳禁です。

これは、仏壇に詳しいお坊さんや、京都で有名な仏具店の話や手入れの仕方を聞いているから、確かな情報です。

大掃除の時に、ピアノを持っている人は、ピアノも綺麗にされると思いますから、ピアノを習っていて先生から聞いた掃除の注意も、お伝えしておきます。

ピアノも、濡れた布で拭き掃除をするのは厳禁ですからね、絶対にやらないようにしましょう。

ピアノも、乾いた布で拭くのが鉄則です。



仏壇や神棚の掃除の話に戻ります。



基本的に、仏壇の掃除は、おりんや蝋燭立てなどの仏具を一旦別の場所に移してから、「上から順番」に、掃除をしていきます。

上から埃を払っていき、汚れの拭き掃除をしていくのが、基本的な仏壇掃除の手順です。

それが終わったら、仏具の埃を払って磨いて、仏壇に戻します。



やり始めたら、仏壇の掃除だけでも、結構時間がかかりますから、出来るだけまとまった時間を確保出来るようにしておくことが肝要です。

神棚も同じ要領で掃除をしていきましょう。
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大掃除のコツと手順:どこからやるかのリストは、上から順番に、が基本

仏壇と神棚の掃除を真っ先にやったら、今度はその他、家全体の大掃除に向けての小掃除です。

基本的に、「上から順番に」という手順に則って、リスト化していきます。



私の実家は3階建てですから、「三階廊下、三階の各部屋、三界から二階への階段、二階廊下、二階の各部屋」という手順で掃除していきます。

例えば、2週間前の休みは、とりあえず自分の寝室を掃除して、その次は三階の廊下を。

12月23日の祝日には、三階廊下の仕上げと二階へ続く階段を。

その次の休みには、二階廊下と、二階の各部屋を順番に大まかな小掃除をしていく、という手順をリスト化して、掃除していきます。

こうすれば、後は大掃除の時に、2階の各部屋までは仕上げをする程度で済みます。



小掃除の積み重ねを、甘く見てはいけません。

実際やってみると、大掃除も中掃除くらいの規模になりますからね。



上から順番という掃除の手順をリスト化して、ちょくちょくと年末の大掃除前に小掃除から初めて行く。

非常に理に適った、現実的なコツと智慧だと私は実感しておりますが、如何でしょうか。

もちろん、その時に断捨離を意識しながらやると、断捨離も捗ります。

大掃除は全体を見て1日で終わらせようとしないのがコツ

大掃除は、仕事納めの後に、一日で一気にやってしまいたい、という気持ちも、わからんではありません。

最近は、WEB上でも「一日で大掃除をする手順とコツ、そのリスト」などの文言で、伝えてくれていますから、それらも参考にするのも一つの方法でありましょう。

現在ならば、便利屋や掃除屋といった業者の類いも、力を貸してはくれるでしょうし。



しかし、大掃除にそのようなお金を掛けなくても、煤払いの12月13日から小さく初めて行けば、意外とすんなりと大掃除も終わるものです。



私の実感としては、3階立ての家でも、2週間ほど前から、少なくとも12月23日の祝日から、掃除の手順をリスト化してちょくちょくと小掃除をしていけば、大掃除が中掃除くらいで済むようになります。

その後は、お節料理をこしらえて、年越し蕎麦を優雅にゆったり食べて正月を迎える準備をすれば、まったりと過ごせます。



大掃除を段取りよく塩梅の良い手順でやるには、手順を早い段階でリスト化して、小さく初めていく在り方が、大切なコツであり良き智慧だと実感しております。



それに、日常的にちょくちょくと掃除をして置く事は、仏教的にもよい歩みですからね。

小掃除から大掃除に繋げるちょっとしたコツに繋がる小話

「掃除で場を磨く事は心を磨く」というと、なんだか旧来的な価値観であったり、使い古された精神論のような気がする、と言う人もいらっしゃることでありましょう。

仏教や禅の世界では、「場」を磨く事は「心」を磨く事にも繋がる、と言う事で、「一掃除二信心」「一に掃除、二に勤行、三に学問」という教えが御座います。



そうはいっても、精神論だけでは動けず、何かメリット的なものがあったらなあ、と思われる方も、いらっしゃるかと存じます。



仏教では、迷信に惑わされないという教えを大切にしておりますが、折角ですからちょっと大掃除と小掃除のやる気が出る小話を、して置く事と致しましょう。

こういう気持ちで、「私は今、このように心を磨いて、御利益を賜っているんだ」という、俗的な話ではありますが、それで掃除が出来て心身共に健康に過ごせるようになれば、めっけもんですからね。

ちなみに、これから話す事は、、禅僧の本に書かれておりました。



まず、あまり進んでやりたがらないであろう場所、トイレ掃除です。

「トイレの神様」という歌もありましたから、最近はそうでもないのでしょうかね。

トイレ掃除は、「このよの一切の不浄なものを清める場所」ということで、有り難い場所という意味が御座います。

トイレのことを「御不浄」と、ぼかした言い方で上品にトイレに行くための表現があります。

「お花を摘みに行く」と似たような使われ方でしょうけれども、仏教的には不浄なものを清める、という情緒に通じます。

禅では、美醜や善悪などの分別を超える教えとして「莫妄想(まくもうそう)」という禅語がありますが、その教えに通じるなあ、と、私は「御不浄」という言葉を頂いております。



トイレを綺麗にしておくことで、まあ、これは迷信めいた話ですが、「良縁、子宝、金運」などのあらゆる運気があがる、という言い伝えも御座います。

恐らく是は、なかなかトイレ掃除をやり多賀無い人が多いから、宗教サイドから掃除したくなる奮起剤としての言説だとは思いますがね。

でも、綺麗な場所で気持ち良く用を足すことによって、すっきりしてトイレから出たときに仕事に励むことが出来たら、金運にも繋がるかも、というのは強引過ぎますかね。



また、お風呂掃除にも、宗教的な意味が御座います。

お風呂掃除は、身心の垢(あか)を堕としてくれる大切な場所であり、「健康運、仕事運」がアップする、という話が御座います。

疲れが癒えて次の仕事に奮起できたり、綺麗なお風呂で疲れが癒えたら健康にもなるでしょうから、これもわからない話ではありませんし、あながちデタラメな迷信とは言い切れませんね。



その他にも、鏡や窓ガラスを拭いて磨きを掛けることは、心の曇りが晴れる、などの意味付けが御座います。



私は、掃除は仏道修行の一環だと思うて、毎年小掃除と大掃除をしておりますが、こういう精神論や迷信めいた話も、掃除をやる気になるきっかけに使えれば、ちょっとしたコツである、そのように考えるところで御座います。



尚、大掃除や断捨離については、こちらでお伝えしております。

参照:「大掃除の断捨離のコツ|気持ち良くお正月を迎えるための準備」

参照2:「断捨離実践のコツと効果まとめ」

参照3:「断捨離実践のコツと効果まとめ|個別事例編」



また、運気云々については、迷信としてでは無く、仏教的な知見から紐解いている話もしております。

参照:「断捨離と運気の関係を仏教視点から観る」



あなたにとって、順序の良い手順をリスト化して、大掃除をきっちり終えられるコツと智慧となる一助なりましたら、嬉しゅう御座います。



合掌

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