大掃除のコツ|その後の日常編

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

大掃除の時期には、前回と前々回の話が、大掃除のコツや智慧を学べる話として、役立てて頂けるかと存じます。
正月、仏教では修正会(しゅしょうえ)と言いますが、正月・修正会を迎えるにあたって、綺麗すっきりとした状態で迎えるというのは、穏やかになれるものです。

大掃除をやりきって、お節料理も作りきって、後は除夜の鐘を聞くだけ、というのも、乙な年末年始の過ごし方であると、私は思うところでありますが、如何でしょうか。

最近は、なんだか「除夜の鐘がうるさい」と、近所迷惑だのという報道があって、「なってこったい」と思うたものですがね、大げさに騒いでいるだけ、と思いたい。

ちなみに、昔は私、除夜の鐘を突きに言っておりましたが、私は近所迷惑に一役買っていたってことでしょうかね。

ただ、私は大掃除をすることも大切ですが、大掃除を終えて、また新年からの日常が戻ってきた後の過ごし方も、見過ごしておりません。



今回は、大掃除のコツの一環として、「年末に大掃除をした後の日常や過ごし方」について、お伝え致します。

これ、結構盲点じゃなかったかなって、思うわけですよ。

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大掃除のコツとして、大掃除の後の日常や過ごし方を考える前に

大掃除のコツの一環として、年末に大掃除をした後、正月も過ごし終えてから、日常の平常運転に戻ったときの過ごし方を、考える必要があります。

ただその前に、そもそもとして考えたい事が御座います。



それは、「何故、大掃除が必要になるのか、大掃除をするたびに思うであろう事」についてです。



大掃除をするのは、東西の本願寺など、お寺ではある種の宗教的な意味合いが御座います。

では、各ご家庭、あなたの家や部屋については、どうでしょうか。



私のような仏教者としての自覚があるならば、「12月13日のすす払いから始めよう」と、宗教的情緒も感じなら、行われる事でありましょう。

でも、無宗教を自認・自称されていたり、宗教的感性を色濃く持っていない人だったら、大掃除の時期や大掃除をするように言われると、こう思われるんじゃありませんかね。



「なんで、毎年こんなに大掃除をしなければならないんだ?」
「いつの間に、こんなにゴミや物が増えたんだ、ゴミが出るんだ?」



これ、実は私も、仏道修行の一環だとか南無阿弥陀仏を唱えながら大掃除をしてはおりますが、思う事です。



そもそもとして、年末の大掃除に、結果として大掃除にならないくらいの掃除で済めば、願ったり叶ったりのはずでありましょう。

でも、毎年大掃除の時期になると、いつの間にか色々な物が増えている事に気づいて、出るごみの量に愕然とします。



私の家のように、本格的にお節料理を作る場合、どうしても年始に出すための出るごみが、年末に出てしまいます。

棒鱈(ぼうだら)などはパック売りされておりますから、プラスチックパックなどは、どうしてもゴミとして出ますからね。



そのような事情が無くても、大掃除の時に、いつの間にか家の物質量とごみの量が多くなっていたことに愕然とした経験を毎年していると言う人も、多いかと存じます。

そうなる答えは簡単、その果となる因縁は「日頃から物を増やす生活をしているから」です。



また、こまめに掃除をしたり断捨離をしていないから、大掃除の時期にため息が出る状態になるのです。



理想は、そうなる前に対策を撮れるような日常生活や日暮らしを送る事です。



ここまで言えば、もうどうすべきかは、自ずと導き出されておることで御座いましょう。

大掃除のコツに繋がるその後の日常1:出来るだけ物を増やさない生活を心がける

大掃除をした後に、また大掃除をしなくてすむ日常生活の送り方のコツは、
:出来るだけ物を増やさない生活や買い物を心がける
です。



これは、言われてみれば当然の話でありましょうが、これがなかなか出来ないと言うのが、人間の悲しい性です。



娑婆世界には、必要も無いのに物を買わせる仕掛けが沢山ありますし、誘惑も無数に存在します。

それ故に、あなたの心がけが悪いだとか、根性が無いからだとか、そういった課題だけの責任ではありません。

購入させる事を仕掛けている側は、それでご飯を食べているプロフェッショナルですから、素人が完全に立ち向かうとなると、なかなかに難しい側面もありますがゆえに。



ただ、それでも注意深く意識して気をつけていけば、無駄な買い物もしなくなりますし、その事によって、出来るだけ物を増やさない生活に繋げていくことは出来ます。

そうすることで、普段から物を増やさない習慣が身につき、結果として年末に慌てて大掃除をしなくて済むのです。



そのヒントとなる事は、以前からお伝えしております。

参照:「買わない生活のコツ|高揚感の自覚して無駄遣いを抑える智慧」

参照2:「買わない生活で持たない暮らしを維持する二つのコツ」

参照3:「物を買わない生活習慣のコツとメリット」



こちらの財布の紐を緩ませようと企む相手は、上手いこと我々の高揚感を煽ってきます。

その高揚感に気づいたり、相手の意図や作戦、購買意欲を促進させる感覚感性に気づく事で、大掃除でげんなりするという事態を防ぐことが可能です。

その一助となる、高揚感に気づくための訓練・エクササイズや智慧は、瞑想や仏法の知恵を借りることも、大掃除後に力となってくれるコツで御座います。

参照:「マインドフルネス瞑想から自己啓発セミナーや詐欺に騙されない智慧が学べます」

参照2:「歩行瞑想での気づき|瞑想難民にならぬプラユキ・ナラテボーさんの教え」



高揚感の発生や出所に気づけば、次の一歩・次の一手をどうするか、自らに由る意思で決める事が出来ます。

これすなわち、買い物上手への一歩となる智慧とコツに御座います。



もちろん、買い物を全くしないというのは、娑婆世界で生きる上では、過ごしにくくなることも御座いましょう。

大掃除で気が滅入らなくなる程度の買い物は、買い物上手になっておくという事が肝要です。
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大掃除のコツに繋がるその後の日常2:こまめな掃除を心がける

大掃除の後の過ごし方として、大掃除を改めてしなくても良くなるコツの二つ目は、
:日頃からこまめな掃除を心がける
です。



これは、忙しい人にはなかなか難しい事でしょうから、ある程度幅のある話として、捉えて頂ければ結構です。



理想としては、毎日家の何処かを掃除していることです。

禅寺では毎日、どこもかしこもきっちりと掃除をされます。

これについては、そのような修行を毎日されている禅僧の枡野俊明さんが、娑婆世界で暮らす我々の日常にも応用出来る智慧を、授けて下さっています。



もしも毎日出来るのであれば、月曜日はトイレ掃除、火曜日は風呂掃除、水曜日は台所、木曜日は台所がある部屋を全体的に、といった感じです。

ちなみに私は、風呂場は入る前に大雑把ではありますが毎回掃除しますし、トイレも汚れたらそのたびにその場でその手で掃除はします。

そうすれば、常に家や部屋を綺麗に保てますし、どこに何があるのかも把握出来て、断捨離しやすい上に、年末の大掃除も中掃除で済むようになります。



仕事があって、朝早く出かけて夜遅く帰ってくるという生活様式・ライフスタイルの人にとっては、毎日何処かを掃除するのは、なかなかに大変で御座いましょう。

正直な話、トイレ掃除や風呂掃除は都度掃除として行いますが、私も毎日きちんと掃除出来ているわけではありません。

そういう場合は、休みの日の午前中だけであったり、昼食後の一息ついた後などに、一区画だけ掃除をする「小分け小掃除」という方法があります。

例えば、第1週の休日は台所を、第2週の休日は自室を、といった感じです。

一人暮らしの場合でしたら、トイレや風呂場の掃除を、週五との休みにまとめてやるというのも、忙しい場合の一つの方法です。



このような過ごし方は、大掃除を改めてしなくても良い智慧であり、確かなコツです。

大掃除のコツに繋がるその後の日常3:節目節目で中掃除をやってみる

大掃除が楽になる、大掃除後の日暮らしのコツ三つ目は、
:節目の時期に中掃除もやっておく
です。



例えば、衣替えの季節は、中掃除の時期としても適しております。

衣替えの時に、クローゼットやタンスを掃除して、衣類も断捨離の仕分けをすると良いでしょう。

どうせ服を引っ張り出すならば、思い切って中掃除する規模でやってしまった方が、後々の大掃除が楽になるコツです。



また、お盆やお彼岸の時期は、仏壇や和室のある家では、仏壇と和室を一気に掃除する最適な時期であります。

うちも、お坊さんに家に上がって頂いて御経を唱えて頂きますから、そのための準備の一環として、仏壇と和室を全部掃除しております。

出来れば、春と秋のお彼岸にも、お墓参りとお墓の掃除に加えて、家に仏壇・仏間や和室がある場合は、中掃除か、せめて小掃除くらいはしておきたいところです。

仏壇は、しっかりと掃除しきることが前提ではありますがね。

大掃除のコツは、普段から綺麗にしておくこと

ここまで、色々と大掃除を改めてしなくても良くなる、年末大掃除の後の日暮らしについて、コツをお伝えしてきました。



要点をまとめますと、「大掃除のコツは、普段から綺麗にして、大掃除をしなくても済むようにすること」です。



私の場合は、儀式めいた精神性・宗教性がありますから、大掃除はやりますけれども、規模としては大掃除にならないくらいに収まれば、それに越したことはありません。

そのためには、普段から物を増やさない、きちんと定期的に物の断捨離しておく、ちょくちょくと小掃除を心がけて過ごす、というのがコツです。

コツと言いますか、当たり前と言えば当たり前ではあるでしょうけれどもね。

でも、それがなかなか出来ないのが、娑婆世界の凡夫のサガってやつです。



年末に大掃除を前にして、毎年ヒーヒー言わされている自覚がおありの方は、今回話しました大掃除後の過ごし方のコツを、一つでも実践されると、次からの大掃除が捗るかと存じます。



尚、大掃除の智慧につきましては、こちらの話も読んで頂いておくと、より捗ります。

参照:「大掃除の断捨離のコツ|気持ち良くお正月を迎えるための準備」

参照2:「大掃除の手順をリスト化するコツと私の実例」



年末に、慌てずに落ち着いて過ごせるきっかけとなりましたら、嬉しく思います今日この頃に御座います。

合掌

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