仏教と漢方の伝来|最近ではダイエットにも効く漢方に防風通聖散なるものもあるらしい

有難う御座います、ようこそお参り下さいました、当庵(ブログ)住職の真観です。

私は、五木寛之さんの本を読ませて頂いていたり、メディアに出演されている時に視聴する御縁も御座います。
先日、「団塊スタイル」というテレビ番組でも、独自の養生訓と言いますか、養生法について研究史続けられていると言う事で、養生という事にも興味を持っております。

私は、睡眠障害やうつ病と共にあるという事で、やはり気になるところが御座いましてね、その辺り、アンテナが自然に立っているという事でありましょう。



養生と言えば、最近、玄侑宗久さんの「養生事始」という本を読ませて頂いたり、偶然にも、防風通聖散という漢方の情報を頂く機会があり、漢方と養生について、少し調べ物をしておりました。

「養生事始」は、海原益軒さんという、江戸時代の儒学者が80歳を超えてから記された「養生訓」を、玄侑宗久さんがご自身の体験も盛り込みながら、解説して下さっている本です。

五木寛之さんとの共著「息の発見」の話も少し御座いまして、呼吸法なども記されておりますから、瞑想や坐禅をしている人にも、参考になるかと存じます。



そんなおり、仏教と共に漢方が伝来してきた、という話を知りまして、一筆したためてみたくなった次第で御座います。

ここでは、漢方とダイエットについての専門的な話は致しませんから、それは最初に注意しておきます。

途中で、私に防風通聖散という漢方を教えて下さった方のウェブサイトに飛べるように掲載しておきますから、そちらで改めて学んで頂くのが、宜しいかと存じます。

もちろん、紹介されたからと言って、無理にする事無く、五木寛之さんの養生の如く、きちんと自己を研究し、時には医師と相談するという事を、お忘れ無きよう。



ちなみに私も、漢方の目薬を使っていた事がありまして、漢方とは無縁ではありません。

目薬を教えて下さった薬局の院長にも、少しばかり話を聞いた経験も御座いますし。

その目薬は、もう絶版になってしまったのが、残念です。

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仏教伝来と共に日本に渡った漢方という歴史

大陸から渡ってきた文化と言えば、私の様な仏教者であるならば、真っ先に「仏教」と答えるところで御座います。



確かに、仏教は550年前後の頃に、大陸から日本に渡ってきて、現在は「日本仏教」と言っても良いくらいに、日本独特の風味や文化を帯びた仏教になっている、という印象が御座います。

例えば、浄土仏教それ自体は、法然上人や親鸞聖人が、高僧として尊んでいた善導大師よりも以前から、御座いましたからね。

それが日本では「南無阿弥陀仏」の六字名号となり、現在まで伝わっております。



ちなみに、昔は私も歴史の授業では「鎌倉新仏教」と習いましたけれども、現在は「鎌倉仏教」と、新は付かない、ということを、魚川祐司さんのツイキャスで学ばせて頂きました。

確かに、当時ならば新しいけれども、現代に生きる我々からすれば、「新」というと、違和感を覚える人がいるかも知れませんし、確かになあ、と頷くところも御座います。



このような歴史の流れが御座います仏教ですが、同時に渡ってきたというのが漢方、だそうです。



この事については、「二千年の医学の歴史」という、どこかの講演記録に記載が御座いまして、そのような資料から引っ張り出してきましてね。

その資料にはこう記されております。

仏教の伝来によって、漢方医学が日本の医学の基礎になったが、

※特別講演3、264ページ、奥村武さんの講演の資料より



どうやら、仏教と漢方は、同時期に日本に来たようで。

だとすると、聖徳太子、今は「厩戸皇子」と記すのが歴史の教科書的なのでしょうが、聖徳太子が現在で言うところの病院を作られた事とも、関係していそうですね。

仏教伝来と共に漢方も、そして和漢薬や生薬へ

日本が、大陸から伝えられた仏教を、鎌倉時代に各宗派が出来ていくという歴史の流れがあり、日本仏教と言っても良いくらいの独特の宗教・宗教観が育まれ、今日に到ります。

それと同じ、とは単純にはいかんでしょうが、漢方も、言うなれば「日本漢方」と言っても良いくらいに、日本の色が出ているという現象も御座います。

言語的な事や複雑な課題、日本人の体質であったり風土もあったでしょうし、そうなっていくのも分かる気が致します。



そうして、先人達が培ってきたのが、「和漢薬」と呼ばれる、日本人の体質に合うように作られるものです。



この辺り、漢方から和漢薬へ、という歴史の流れも、仏教も風土に合わせて上手に取り入れてきた先人達の智慧やたくましさを味わう次第で御座います。

もっとも、漢方や和漢薬を、味わって楽しむ、というのは、やっても良いものでありましょうかな。

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「養生訓」を書かれた海原益軒さんは、儒学者でありながら漢方の造詣が深い

実は私、海原益軒さんの「養生訓」は、そのものを読んだ事は無く、養生訓については玄侑宗久さんの「養生事始」でしか、知識が御座いません。

養生という言葉自体は、昔から知ってはおったのですがね。



海原益軒さんは、医者では無く儒学者でありながら、現代の漢方医に関わる先生方の中には、「海原益軒さんは、漢方に増資が深い」と、仰います。

それは、「養生訓」に漢方についての記述が多い事に由来します。



また、更に根本的な事に「用薬」の巻にて、「薬補は食補に如かず」と、ダイエットを気にしたり、食を疎かにしてしまっている現代人にとっては、耳の痛いことを書いて下さっています。

「薬補は食補に如かず」とは、「薬による治療を施す前に、まずは不断の食に気をつけましょうよ」という提言です。

いやはや、ごもっともです、海原益軒先生。



この辺り、私は「歎異抄第13章」を連想するところであります。



「歎異抄13章・本願ぼこり」には、「薬があるからと言って、毒をわざわざ飲む事はない」という例え話が出て来ます。

これは、まさにダイエットをしなければならなかったり、二日酔いであったり暴飲暴食によって引き起こされる現象に悩まされている人は、戒めるべき言葉では御座いませんか。

「飲む漢方があるからといって、暴飲暴食したり、毎日の食を疎かにしてはならない」と言い換えれば、まさに、と言ったところでありましょう。



この辺り、東洋的と言いますか、転ばぬ先の杖という智慧を感じるところでありまして、病気を未然に防ぐという思想が観て取れます。

漢方が、副作用がおきにくいというイメージがあるのは、恐らくこの辺りの理念や思想に基づいているのだろうと、私は勝手に想像しております。



漢方の基本は「身心一如(しんしんいちにょ)」という、禅語・禅の教えを用いて、伝えて下さる先生もいらっしゃいます。

このような話を学ばせて頂くと、仏教と漢方は、なんだか親和性を感じます。

漢方について少しかじっただけで、仏縁を結ばせて頂いて、仏法を学ばせて頂く機会となろうとは、こうして文字を書いていて(タイピングですけれども)、有り難き事と頂いております。



そういえば、禅僧であられる藤田一照さんが「仏法の中に生活あり」と、小出遥子さんとの対談で仰っていましたが、こういうことなのでしょうか。

最近はダイエットにも効く漢方があるとか:防風通聖散とは格好良い名前の漢方ですな

私は、漢方について詳しくありませんが、ひょんなことから、丁度上手いタイミングで、漢方について教えて下さる人との御縁を結ばせて頂きまして。

その人から、「防風通聖散という、ダイエットにも効果的な漢方」の情報を、頂きました。

参照:「防風通聖散:ダイエットにも効く漢方」



私も少し、ここで学んで観ましたけれども、代謝を良くして、それで皮下脂肪燃焼やカロリー消費を促す、という効果によって、ダイエットにも効く、という仕組みです。

漢方は、代謝を上げて体をポカポカさせる作用により、冷え症にも効くという話は、林修先生の今でしょ講座で、漢方の回で聞いた事がありますから、なるほど、メカニズム・仕組みは理解出来ますし、頷ける話であります。

確かに、冷え症に漢方、代謝アップに漢方って、良く聴く話ですからね。

防風通聖散がダイエットに効果的な漢方というのも、その辺りがあるのでしょう。



それを踏まえた上で、私も真っ先に読んだ箇所ですが、あなたも、もしも気になって読みに行かれる場合は、真っ先にここを読んで頂きたいと思います。



参照:「防風通聖散:ダイエットにも効く漢方の副作用についての解説」



私は、漢方ではありませんでしたが、心療内科でうつ病治療をしていた時、薬の副作用にえげつないくらい程悩まされていましたから、副作用の項目は真っ先に目が行きます。

これはもう、体験による感性からなる自衛策です。



漢方は、確かに未病の状態であったり、健康なときから服用するタイプの漢方もありますから、病気を攻撃するタイプの薬に比べれば、安全性は高いのだろうという印象はあります。

しかしこれは、あくまで私の印象で、「これが確実だ!」とは言えませんから、そこはご注意をば、そしてご勘弁をば。



ただ、ダイエットを急激にしようとして、サプリメントがぶ飲みや、やせ薬的なものに手を出すよりは、防風通聖散を学んでから試す方が、よほど安全に出来ましょう。

もちろん、仏教者の視点から言わせて頂ければ、また、ボクシング経験がある者からの提言としては、ダイエットしなくても良い生活習慣を身につける事が、ベストですけれどもね。



漢方について、養生訓と共に学んでいたときに、こういうものもありましたよ、という情報を、お伝えさせて頂いておきます。



それにしても、漢方ってダイエットに効果的な防風通聖散という進化を遂げるように、アップデートされていくのですね。

そういえば、仏教もアップデートしているそうですよ、「アップデートする仏教」という本もありますし。

今は、3.0にアップデート中だとか。



合掌

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